ネット上に存在する不思議で怖い話を
読みやすく編集・修正してまとめました

「葬儀」一覧 (170件)|4ページ

友人の母親のお通夜

2019/06/16

福井の田舎で高校生の僕は、友人の母親のお通夜に行きました。崖くずれか何かの急な事故で亡くなったとのことでした。葬儀場は木造の古い公民館で、息子の学校関係者ばかりが目立つ、寂しい葬儀でした。会場に入るとき、入り口横のガラス窓を何気なく見上げると、ガラスいっぱいに顔…

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遺影写真

2019/06/15

自分の勤めてる会社、コンピューター関係で色々やっているんですが、業務の一環で葬儀の遺影写真も作ってます。取引先の葬儀屋さんから、メールとか、リモートで原稿写真を取り込んで、遺影写真として仕上げるんです。もう3年位前の話。取引先から、『いまメールで送った写真お願い……

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親父が死んだ前日

2019/06/11

数年前、親父が死んだ。食道静脈瘤破裂で血を吐いて。最後の数日は血を止めるため、チューブ付きゴム風船を鼻から食道まで通して膨らませていた。親父は意識が朦朧としていたが、その風船がひどく苦しそうだった。その親父がかすれた声で、「鼻を入れ替えろ、鼻の名前を入れ替えろ」と言…

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親族の遺骨

2019/06/10

先日亡くなった友人Aの話。当時小学生だったAの父方のお祖母さんが亡くなった時、叔父さんが骨壷を持って逃げた。すぐに捕まったらしいが、「どうしても欲しくなって、気がついたら抱えて走っていた」と言ったそうだ。母親の遺骨を形見に欲しいというんじゃない。骨壷の入った袋を抱え…

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気配に敏感

2019/06/07

俺自身は霊感ないんだけど、弟の友達の話をするよ。そいつは霊感が強いって言うか、気配に関して敏感っていうか。俺が夜自分の部屋でテレビを見ていて、一階に下りようと思って弟の部屋の前まできたんだけど、ドアが半分開いていたんだよね。何気なく部屋に視線を注いだら、その友達が…

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昏睡状態の母

2019/06/04

名無し君の母が死ぬ少し前。そのころは母はすでに昏睡状態で、名無し君はずっと病室に泊まりこんでました。ある晩、人の話し声で目が覚めました。みると、自力で起きることもできない母がベッドから起きあがって、壁にむかって話をしていたのです。「XXさん、これはこれは遠いところか…

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寒気

2019/06/03

父親の話。いわゆる不良社員で、朝から会社を休むなんてのが結構ある。でも、しっかり出世してるw本人いわく、仕事を責任持ってやってるからだそうだ…こんな父だが、会社を早退することは滅多にない。風邪こじらせても、定時まではしっかり働いてくる人。んで翌日、翌々日休むのは如何な…

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おばあちゃん子

2019/06/01

高校のとき叔母が亡くなって、その1週間後に、叔母の死のショックで元々心臓が弱かった祖母が亡くなりました。祖母の通夜の日、私はお線香当番を従兄弟の奥さんとしてたのですが、ラップ音はずっとなり続き、棺の側に行くと平衡感覚がなくなるという体験を、従兄弟の奥さんと一晩中して…

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夫の母が急死した

2019/05/29

私の夫の母が数年前に急死した時の話です。誰も思いもかけなかった死だったから、悲しいと言うよりも大慌てだった。夫とその兄も、葬儀の準備、呆然としている父の世話、押し寄せて来る親戚の相手と、悲しんでいるヒマもないほど慌ただしかった。葬儀もなんとか無事済ませ、夫と私は家…

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犬鳴き岩

2019/05/23

小学校に入ったばかりの頃、同じクラスにいじめられっ子がいた。貧しい家の子で、いつも悪臭を漂わせ、性格も暗くおよそ子供らしくない男の子だった。ある日、公民館の庭で藁の束で遊んでいたときにふと思い立ち、藁人形を作ってみた。オカルト好きな少年だった僕は、予想外の出来映えに作るだけ…

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帰る

2019/05/23

俺のじいちゃんは漁師だった。10歳の時から船に乗り、家族の反対を押し切って80歳まで現役を続けた生粋の海の男だ。これはそんなじいちゃんから聞いた話だ。夜に沖へ船を出していると、奇妙な事象に出くわすのはそう珍しくもない事なのだそうだ。霊と思しきものや人魂のようなもの…

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葬儀屋さん

2019/05/19

誰にも話せなかった、少しだけ悲しい話。今年のお正月、大雪で実家へ帰れなかったので、少し日を開けて帰ったの。いつもは私鉄で帰るんだけど、その日はなぜかJRで帰ろうと思ったのね。で、JRで実家のある街へ帰りました。改札を出るか出ないかのところで、うしろから「すみません、すみ…

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家族写真

2019/05/16

私の前の上司(課長)は無口、無表情。雑談には加わらず、お酒も飲まず、人付き合いをしない堅物でした。誠実公平、どんな時でも冷静なので頼もしい上司なのですが、堅過ぎて近寄りにくい雰囲気がありました。そんな課長の机の上には奥さん、子供四人と写った写真が飾られてて、「あの…

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