輪灯
2019/05/06
仏壇の話。母が若かったときの話。仏壇の中の仏具に輪灯というのがあるけど、その輪灯が落ちるとその家の誰かが亡くなる、という迷信が母の住んでた土地にあって、輪灯の取り付けにはとっても神経質になってたんだって。ある日、となりの若いお嫁さんが真っ青な顔をしてやってきて、「突…
2019/05/06
仏壇の話。母が若かったときの話。仏壇の中の仏具に輪灯というのがあるけど、その輪灯が落ちるとその家の誰かが亡くなる、という迷信が母の住んでた土地にあって、輪灯の取り付けにはとっても神経質になってたんだって。ある日、となりの若いお嫁さんが真っ青な顔をしてやってきて、「突…
2019/05/05
トイレ供養金縛り深夜足音仏壇幽霊霊能者ラップ音従兄弟男の声解体戦争更地
私の母の実家は祖父母が亡くなって空家になっていますが、幽霊屋敷としか思えない家でした。祖父が亡くなる前に、トイレで子供のような白い影を見て、「誰だ!!」と叫んだ話は語り草になっていたし、空家になってから伯父が泊まったら、やはり子供の声がしたとか。私も金縛りにあい、男の声で…
2019/05/05
従兄弟(超マジメ男)が数十回の見合いの末、40才の時に漸く当時36才の女性と結婚したんだけど、母親と同居で、よくある嫁姑問題で賃貸マンションに引っ越したんですよ。2ヵ月後くらいに妊娠もして、これで普通の家庭になるなと思っていた矢先、実家に遊びに行ったその日に、実家(…
2019/04/24
厨房の頃、オヤジが家を新築した。続き間の和室をふすまで仕切った一部屋がおれの部屋で、隣は当時同居することになった叔父の部屋。家を建ててだいぶ経ってから、なぜか本家からオヤジが仏壇を引き取ってきた。古くてでかい仏壇。置き場所がなくて、しかたなく叔父の部屋に置かれることに…
2019/04/23
古いけどニュースネタになったので、知ってる人は知ってるかも。一人暮らしのおばあさんが、マンションの一室で孤独死した。死因は、ノイローゼが昂じて、弱った心臓が耐え切れなくなったことによる心臓発作である。彼女を知る人は、常になにかにひどく怯えた様子だったという。後に真相が明ら…
2019/04/23
知人の女性・Sさんは、数年前に父親を亡くした。通夜だ葬式だ初七日だと忙しかった日々も一段落してしばらくした頃、Sさんは急に深酒をする様になったのだという。元々酒が好きではなかったので、おかしい、やめようと思うのだが、意に反して夜になれば酒をあおり、酔いつぶれるまで飲…
2019/04/22
小学校の時の話。近所に少し変わったおじさんがいて、よく夏場になるとチューペット?(2つにパキッと折る棒アイス)を咥えて町内を徘徊している事から、子供達の中ではチュッチュと呼ばれていた。夏休みのある日、俺は一人で山の中にある溜め池に魚釣りに行った。よく友人や兄などと行…
2019/04/19
7年前に付き合ってた彼女のお兄さんの話。彼女と付き合うまで知らなかったんだが、彼女のお兄さんは中学~高2までK市では有名な暴走族だった。が、高2の夏から、突然暴走族をやめて品行方正になった。「なにがあったの?」と彼女に聞いても、にやにやしながら「兄貴に聞いてみなよ」…
2019/04/18
大叔母の話だが、その昔夢遊病だったらしい。もしくは狐憑き?なのかも知れないが、とりあえず夢遊病ということにして進める。目が覚めるとなぜか川原に立っていたり、山の中にいたりということがあり、曽祖父(以下、父)に相談してみた所、とりあえず家族で交代で見張る、ということ…
2019/04/17
バイク火事学校恐怖事故自転車新聞深夜田舎布団仏壇霊感寒気中学生鳥肌天井後悔海夏休み
確かあれは夏休みだったと思う。いつもの遊び友達が田舎にでも行ったのだろう。遊び相手が居なかった私は、一人で自転車を乗り回して遊んでいた。ある日の夕方、自転車のタイヤがパンクして私は問題の祠のある坂道をトボトボ自転車を押しながら歩いていた。そして、祠の前に差し掛かっ…
2019/04/16
実際にあったお話です。怖い話が好きで、自宅の近所であった自殺の話を少し脚色して、ネットで公開したそうです。その夜、投稿に対するレスを確認していると突然、電話が鳴りました。自分が投稿した文章を電話の向うで朗読しているそうです。か細い、女の人の声で。これは自分の文…
2019/04/14
小学校の頃、集団登校が原則になってて、集合場所が決まってた。うちの小学校では大抵が公園に集合するようになってたんだけれど、うちの学区の集合場所の裏手(横手、かな)に廃屋があった。廃屋ってもそんなにボロってわけではなくて、ってもかなり古びてるんだけど、人が住まなくなって十…
2019/04/13
大学時代のことです。気が狂ったように勉強してやっと希望大学に入学出来たものの、授業についていけない日々が続き、心身共に疲れ切っていました。思い描いていた大学生活とは、実際の日々はかけ離れており、ふとした時に自殺すら考えるようになりました。これではいけないと、気晴らしに実家へ…