お線香の匂い
2019/06/13
小学校の高学年の時、クラスの女の子のお父さんが急逝した。その子は忌引でしばらく欠席してたんだけど、お父さんのお葬式の日(だけ)休んでるその子のイスから、お線香の匂いが漂ったことがある。匂いを感じる子と全然感じない子がおり、イスに鼻を近付けたら感じる子や、その席近辺に…
2019/06/13
小学校の高学年の時、クラスの女の子のお父さんが急逝した。その子は忌引でしばらく欠席してたんだけど、お父さんのお葬式の日(だけ)休んでるその子のイスから、お線香の匂いが漂ったことがある。匂いを感じる子と全然感じない子がおり、イスに鼻を近付けたら感じる子や、その席近辺に…
2019/06/13
小学生の頃、よくH瀬村と言う山奥にある村に遊びに行ってました。毎年夏になると、写真好きの父に連れられ村を訪れ、村外れにある川で泳ぐのを楽しみにしていました。私が小学四年生の夏、いつもの様に父にくっついてH瀬村の川に泳ぎに行きました。父は川から少し離れた所で珍しい花を見付け…
2019/06/02
祖母のお葬式の後、初七日までは線香を絶やすなと言われていたのに、色々ともめ事が多く・・・つい忘れた。初七日の前の晩、隣のおばさんが突然やってきて、「ねぇ?お線香あげてるわよね?」と聞いてきた。「何で?」と聞いたら、「おばあちゃんが夢枕に立って、『お線香が足りない…
2019/06/01
高校のとき叔母が亡くなって、その1週間後に、叔母の死のショックで元々心臓が弱かった祖母が亡くなりました。祖母の通夜の日、私はお線香当番を従兄弟の奥さんとしてたのですが、ラップ音はずっとなり続き、棺の側に行くと平衡感覚がなくなるという体験を、従兄弟の奥さんと一晩中して…
2019/05/30
バイクで田舎道を飛ばしてた時の事。カーブの手前で車数台とすれ違った直後、なぜか突然『ここはやばい』と思った。別におかしなところは何もない様に見えたのだが・・・ゆっくりとカーブを抜けたら、なんとカーブの直後で車が事故を起こしており、警察が事故処理を行なっていた・・・。や…
2019/05/29
三鷹駅と東小金井駅の間の、踏み切りでの話。この話は、この駅の近くにある大学に通う学生が体験した本当の話である。彼はその日、部室で仲間と麻雀を行っていた。俗にいう徹満。深夜3時過ぎにやたらと喉が渇くので、近くのコンビニに買出しに行くよう先輩から命じられた。大学入り口すぐの…
2019/05/29
戦後すぐのお話。哲夫という田舎の青年が、カメラマンに成る為に上京しました。哲夫には幸恵という恋人がいました。幸恵は両親の反対を押し切り哲夫と一緒に上京、貧しい同棲生活が始まりました。貧しいながらも、二人は肩を寄せあい幸せでした。しかし、哲夫の仕事が上手くいきはじめると、…
2019/05/26
お墓お寺遺体学校奇妙警察行方不明事故電話不思議布団幽霊霊能者葬式線香祖母海
13年ほど前に兄が不慮の事故で死にました。その時に私や親戚の身の回りで起こった不思議なできごとです。一つ一つは小さなできごとなのですが、それまで幽霊も霊魂も信じなかった私が「そういうのもあるんだろうな」と思うようになったきっかけでもあります。時系列順に。1.【前日…
2019/05/23
コンビニ笑い声深夜神隠し神社着信田舎電話風呂幽霊霊感従兄弟旅館不気味葬式線香祖母海
去年の6月か7月くらいの話。うちの母方の祖父が死にました。通夜と葬式をやるということで、親の実家の北海道に行きました。当日、祖父を神社(?)まで運び、その夜は従兄弟や叔父、叔母とみんなでそこに泊まり、蝋燭と線香の番をすることにしました。みんなで寝る支度をして、歯磨いた…
2019/05/22
俺の田舎にある廃校にはその昔、小さな男の子がかくれんぼの最中に、隠れるところが悪かったのか知らんが、窒息死して短い生涯を絶ったという噂が、相当昔から流れていた。そんな噂は遠の昔に忘れており、俺が大人になって久々に田舎に帰って、田舎友達とワイワイした帰りに、興味本位で例の廃校にを…
2019/05/18
友達の話ですけど、不可解ってか怖い。社長に不幸があって、仕事が午前中で終わった日があった。真っ直ぐ帰ってもつまんないし、天気も良いしドライブでもして帰るかって思って、適当にグルグル走ってたそうだ。しばらく走ってたら、何と無く見覚えのある風景が。ああ、高校の後輩の家が…
2019/05/11
俺の職業自体は建設業の会社員なんだが、わりと自衛隊上がりの人がいるんだよね。いろんな資格持ってる人が多いから、重宝されるのかもしれんが。工事課のT係長もそういう経歴の持ち主なんだけど、この人は、日航機墜落の事故現場に出動したことがあるらしい。そう、あの御巣鷹山。曰く…
2019/05/10
祖母が94際の時、かかりつけの医者の誤診で大手術を余儀なくされ、別の病院へ運ばれた時のこと。父も担当医から、高齢を理由に覚悟をするように言われた。手術は成功したけど、祖母は2週間ほど意識がなく、もうこのまま目が覚めないのでは・・と、身内が泊まりこんでいた。そんな頃、いつも…