同居人
2019/05/13
以前住んでたアパートでの体験。30歳の上限で社宅を出て行くことになり、東大阪に2DKの部屋を借りた。住み始めて1ヶ月後、飲み会で終電落とした先輩を泊めることになった。寝入ってしばらくして、「うわっ」と顔色を変えている先輩に、「どうしたんです?」って聞くと、「・・・…
2019/05/13
以前住んでたアパートでの体験。30歳の上限で社宅を出て行くことになり、東大阪に2DKの部屋を借りた。住み始めて1ヶ月後、飲み会で終電落とした先輩を泊めることになった。寝入ってしばらくして、「うわっ」と顔色を変えている先輩に、「どうしたんです?」って聞くと、「・・・…
2019/05/12
思い出話を少々友人と恐怖スポットに行く事になり、ネットで色々調べました。まぁ、有名な場所と言う事もあって、その時は千駄ヶ谷トンネル、小坪トンネル、八神神社?(名前忘れました)、東京タワー、青山墓地、そして富士の青木ヶ原樹海に決定しました。カーナビ付きのレンタカーを借り、…
2019/05/09
松谷みよ子「現代民話考」にでていた話。 終戦から幾らもたってない頃と思われます。 当時の家は、台所が土間のままってのいうのも多かったんですね。 記憶を頼りに書いてるので細部はちがうかも。 タクシー運転手の奥さんが、まだ五才になったばかりの子を残して亡くなった。父親は仕事…
2019/05/09
うちの祖母の話なんだけど、駆け落ちして一緒になった祖父とは本当に仲が良くて、チャーミーグリーンの昔のCMみたいで可愛いらしかった。祖父は最後にボケて、スイッチが入ると祖母に「浮気してるだろー見たぞ」とか夜中に起きて祖母を責める&タクシーを拾う高度な徘徊で、温泉病院に…
2019/05/07
その時、従兄弟は急ぎの用事で、夜中にタクシーを飛ばしてたんだって。そしたら、山の中の道で霧に包まれて視界が悪くなり、少しスピードを落として走っていたのだが、何度も何度も同じ景色を回っていることに、従兄弟とタクシーの運転手の両方が気がついたそう。で、タクシーはとりあえず…
2019/05/06
遠方の実家は、両親と長男の弟で3人暮らしをしていました。5年前、長男(38歳)が2階の自室にあるクローゼットで練炭自殺をしました。父(73歳)が7月7日に倒れて入院しました。肺気腫が末期状態で、肺炎を患いました。7月8日の午後8時頃に、もう今夜が山だと病院から電話があり…
2019/05/03
バイク押入れ学校警察自殺自転車人形電話廃墟病院小学生解体不気味タクシー夏休み
小中学校の同級生に、SとKという問題児がいた。Sが不良グループのリーダー格、Kは鉄砲玉みたいな感じ。俺はSとKと近所で小さい頃から知ってたから、あまり害はなかったが、そうじゃない連中にとっては、悪魔みたいな二人組だった。小学生の頃から悪くて、町の小さなお菓子屋を万引きで潰…
2019/05/02
「あのさ、ただであげるからこのチケット、要らないか」映画マニアである父の友人は気さくな口調でそう笑い、俺の手にとある名画座のチケットを握らせた。「え、いいんですか。何の映画?」「ああ、アンドレイ・タルコフスキーってソ連の監督が昔撮った作品。君は若いからちょっと退屈するか…
2019/04/29
武田鉄也が十年ほど前にテレビで喋ってたネタ。たまたま乗り込んだタクシーの運転手の喋ってた話が、怖くないのにすごく怖かった。ある雨の夜、そのタクシーの運ちゃんが新宿のMビルの前で客をひろった。客はどこといっておかしなところのない普通のサラリーマン。行く先は渋谷Kビル。道中、…
2019/04/28
小学生の頃、近所に杖をついたホームレス風情のおばあさんがいた。いつも近所をうろついていたが、スーパーのベンチで弁当を買って食べているのを何度か見たので、金はあったらしい。もしかしたらホームレスじゃなかったのかも。そしてある日、そのスーパーのトイレに行ったら、そのおばあさん…
2019/04/18
会社の先輩(仮にKさんと呼びます)から聞いた話です。その夜もKさんは会社で深夜まで残業。帰宅するのに深夜タクシー呼びました。家につくまでの時間つぶしのおしゃべり、という感じで話をしているうちにタクシーはKさんの家の近所の交差点までやってきました。前方の信号が赤になり、…
2019/04/17
夜。雨の降る深い闇の林道で、1人の女が傘も持たずに佇んでいる。それを見たタクシーの運転手は、その様子を気味悪く感じながらも女の前にタクシーを停車させ乗っていくように勧めた。女は黙って運転手を一瞥すると、後部座席に乗り込み一言「×××へ」とだけ言った。現在の場所から数十キロ…
2019/04/16
昨日から今日にかけての話。正直言うと、好きな人を旅行に誘ってみたんだ。どこがいいかなぁと考えたんだが、車を持たない俺には電車でいける範囲、しかも日帰りで帰れるぐらいの場所がよかった。流石に泊まりは考えてなかったからね。それでちょいとした観光地に行ってきて、さて帰ろう…