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違うようにものが見える

2019/06/13

大学時代の友人の話。
大学卒業してからは交友も無く、
既に連絡先も忘れてしまったくらいなんだが、
先日『色を四原色で感じる女性』とやらの記事を読んで、
ふと思い出したので書いてみる。
そいつは霊感があるとかそういった事は一切無かったんだが、
どうも他の人間とは違うようにものが見えていたらしい。
あくまで本人の語るところによる話だが、
そいつが言うことには、
「月は満月に近づくにつれて、白から赤に色が変わっていく」
そうな。
三日月の頃には白い月が、
満月の日になると真っ赤に見えるらしい。
他にも
「他の人間には見えているようだけど、俺には虹が見えない」
だの、
「熱湯は灰色がかっている」
だの、
検証のしようもない事をいろいろ言っていた。
ちなみに、面白いと思った連中と一緒に
ネットに転がってる色弱チェックとかやってみた事があるが、
その結果だと色弱とかでは無かったはずだ。
結局そいつが言ってた事が事実なのかどうかは分からないが、
やたらと夜目がきいたり、
微妙な色の違いを遠くから見分けたりしてた事は記憶に残ってる。
まあそういう時の話題から上記のような話をされたから、
印象に残ってるだけなのかもしれないけども。

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