得体の知れない仕事
2018/12/08
当時、高校生だった俺は
職場を転々としてて
一向に仕事が長続きしなくてさ。
丁度その頃に俺の友人は
ガソリンスタンドで働いていて、
月給も十万ちょっと貰っていた。
友人の職場関係も有って、
バイクでガソリンを入れついでに
良く友人を冷やかしに行ったよ
そうこうしてる内に、
高給の仕事情報を電信柱に見たんだ。
でもまぁやっぱり電信柱の張り紙何て
信用出来るのか?とか試行錯誤した結果
やって損はないだろうと今よりはましかな?
などと考えて、結局事務所に行く事にした
すると、受付の事務員さんがすっげぇ可愛い。
こりゃ当たりかな?と思い手続きを済ませ、
仕事の内容から方針まで大体を聴いたのだが
仕事の目的がこれっぽっちも把握出来ない
意味の分らない仕事の内容を
悠然と話し続ける事務員。
ただ言われた事をやれば良いと言われ仕事に付く。
最初は近所の○○川の橋を三回往復するだの、
全然知らない土地の楠木で
タバコを一服して戻って来てくれだの
一週間位立とうとした頃に、給料が。
27万いくらかを封筒で・・・。
あれから気味が悪いので、
仕事をすぐに辞め
その後はどうなったかは知りませんが
本当に得体の知れない仕事が実在する事を
身を持って痛感しました。