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偽母

2018/11/27

昨日、夜中の三時くらいまで課題をやってて
終わったから寝ようとしたんだ。
で、ベッドの中でうつらうつらしてたら、
なんとなく頭の上の窓が開いてる気がしたんだ。
妙に外の音とか聞こえるし、そよそよ風があたるし。
窓閉めなきゃ、って手を伸ばそうとした時、気づいた。
ベッドの近くに窓なんてないんだ。
で、ちょっとドキドキして目が冴えちゃった。
寝苦しくて寝返りばっかうってたら、
なんか人の足音がする。
最初ってゆーかかなりの時間、
家族がトイレにでも起きたのかなと思った。
そしたら、なんかお母さんが俺を呼ぶ声がするんだよね。
でも、なんかそのときなんていうか
シックスセンスが
「あれはお母さんじゃない 似てるけど違う」
ってささやいたから、
正直目がギンギンしてたけど寝たふりをしてた。
そのうち、
「○○(俺の名前)ー!」
「○○ーーーーーーーー!!」
「○○ーーーーーーーーー!!!!!!」
って声がだんだん近づいてきた。
もう泣きそう。
ドアが開く音はしなかったけど、
確実に近づいてきてる。
そのまま寝たふりをしてたら、
ついに耳元で「○○」って声がして、
俺を揺り起こすかのようにわき腹に手をおいた。
頭の中真っ白になって
「うわあああああああああああああ」
とまるでダディのように叫び、
飛び起きたらいなくなってた。
もう半泣き。
次の日お母さんに聞いたら
「知らないわよ」
っていってた。
何だったんだあれは・・。

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