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関くんと俺達の奇妙な体験

2022/11/30

心霊現象とかではないと思うし、そういうのは信じないけど、あれは何だったのか?
学生時代に実際におこった出来事をこれから書きます。
文章力はないので伝わるかは微妙ですが、もし似たような体験をした人がいたら教えて下さい。

学校で、幽霊見たとか学校が建つ前は墓地だったとかは、よくある話ですね。実際に学校は、広い敷地を確保しなくてはならないので、元が病院や寺や墓地ってコトはよくあります。うちの学校も、墓地と寺を解体した跡地に作られたから、幽霊を見たとかの噂は比較的に多かったです。

当時、いつも通り放課後に仲間六人と教室でトランプしていてた時にそれは突然起こりました。確か夕方の16時くらいだったと思います。別に外もまだ明るいし、グランドで部活をしている声も聞こえて、まったく怖いなんて思える状況ではなかったのですが、友達の関くんが何故か奇妙な行動をとりました。

それまでは、トランプで普通にゲームをしていたのですが、何故かプラスチック製のそれが折れ曲がるほどトランプを握り潰し、手持ちのカードを全て床に叩きつけました。

俺は、『誰かにムカついてケンカする気か?』と内心思って見ていたら、関くんの顔が、みるみる青くなってワケの分からない言葉をゴチャゴチャと小声で言いはじめました。

俺達が『セッキーどうしたの?トランプ折るなよな~具合でも悪いの?』って声をかけたら、彼はキッと無言でこっちを見て、すぐに教室の窓の方に走っていきました。

『どうしたんだ?』と思って慌てて俺らもついて行ったら、関くんが窓のカギを開け外に身を乗り出そうとしていました。慌てて残りの五人で体を掴んだのにも関わらず、関くんは、それを振り切るかのように、もがいています。

教室は2階だったので飛び降りれない高さでもなかったのですが危なかったので、俺たちは必死に関くんの体をおさえました。ワケがわからなくなって、俺も咄嗟に『キッシー(岸本くんのあだ名)村田(先生)呼んでこい!早く!』と叫んでいました。

キッシーが走って先生を呼びに言ってくれたので、先生も割と早く来てくれました。教室の状況を見た先生が『おい!関!何やってんだ』と言って俺らに加わり、強引に関くんを教室になげ入れました。

関くんは『ぎゃあーーーーー』と叫んで、その場で気を失い、しばらくして保健室で何もなかったかのように目覚めました。飛び降りようとしたときの記憶が一切ないまま。

先生は『もしかしたら、何かが一時的についたのかもしれない。このことはクラスのみんなに話すと混乱するから内緒にして、俺とお前らだけ明日の放課後、教室で御払いしてもらおう。そのとき教室全体も御払いしてもらえばいいよな』と言いました。

翌日、実際に御払いをし、関くんもそれ以来いつも通りだったので俺も安心しました。ただ、俺らが一つだけ気になっていたのは、関くんを保健室に連れて行ってベッドに寝かせたとき、油のような七色の汗を肌に浮かべていたんです。

まぁ、そんなこともすっかり忘れて生活していました。二週間ぐらいして関くんから『今日、みんなうち来ない?親は旅行でいないからさ』と言われて俺ら5人は関くんの家に泊まりに行きました。

ガキだったから『コンビニで菓子とか買っていって朝までゲームでもやるか』と軽いノリだったんです。確か関くんの家は、意外と金持ちでオートロック(セコムあり)付きの一軒家でした。

リビングで菓子食いながらゲームをして、みんなで遊んでいたら突如、大きな地震が起きました。
『やべぇすごい!なんだこれーーーー!』
大きな地震にすっかりびびってしまって、みんなで咄嗟にテーブルの下にもぐりました。

ありえない音と揺れだったのを覚えています。
揺れがゆっくりになったので、『外に避難しよう!』とみんなで玄関に走りドアを開け外に出ました。

俺はそこで本当に唖然とした…
見たこともない外国人(白人)が黒いコートを着て(7月に)家の前の道路に一人で立っていました。
それは俺ら6人が全員この目で見たからはっきりと覚えています。

『うおっーーーーーー!』

走って外に出て、いきなりそれを見た俺らは、慌てて家に戻りオートロックをかけました。気づいたら地震はおさまっていて、『かなり揺れたよな?震源地どこだ?』とテレビをつけたら、どこでもニュース速報はやっていません。

当時、日テレで土曜の夜にやっていた『夜もヒッパレ』とかいう番組をつけながら、ただ汗をかいて右往左往していたことを覚えています。

『あれだけゆれて地震速報なしか!?』って思っていたらプルプルと音が鳴ってセコムから連絡が入りました。『何かありました?カギが開いたり閉じたりしていたみたいですが?』

関くんは『今の地震すごかったですね!驚きました!』と答えたら『地震?地震は起きてませんよ。ただカギに誤作動があったみたいなので、ご連絡しました。』
関くんは『すみません?こっちでドアを開け閉めしていたからかな?』と答えて、その場をやりすごしました。俺らは混乱しました。

『なんだ??地震が起きて外に出たら外国人いて、、あいつは誰だ?なんで人の家の前で立ってるんだ?』ってことになり、怖くなったんですが『あいつまだ外にいるかな?』ということになり、多少は木の棒等を持ち武装してみんなで玄関のドアを開け外に出ました。

『ん?誰もいなくねーか?』
確かに誰もいなかった。
ただ、男が立っていただろう場所の地面が油のような七色の液体で濡れていた。
『これーー!セッキーのかいてた汗みたいじゃねーーか!?』
『本当だ!』
俺らは怖くなって、部屋に戻りすべての電気をつけてみんなで固まってました。

長々すみません。改行も変になってしまい、文章内容も幼稚で理解しにくかったと思います。あれは心霊現象なのか、宇宙人とかいう人もいるけど、そんなもんは信じません。

その後、俺らはそこそこ大人になりましたが、あの状況だけは未だに理解できない。関くんは一人っ子なので、あのコトがあってから、親の留守で一人になってしまう夜は、怖くて友達の家に泊まりに行ってました。
結局、彼は卒業前に親の転勤が理由で引っ越してしまいました。

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