ネット上に存在する不思議で怖い話を
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見えない併走者

2018/07/09

私が体験した、自分にとっては洒落にならない程、怖かった話。
当時私は、自転車で一時間近くかけて高校に通っていた。
進学クラスということもあり、朝早くに登校して、夜になってから下校する毎日だった。
あの日も、学校を出たのは7時頃。
夏という事でまだ日は落ちていなかったが、徐々に辺りが暗くなって行く様は逆に、初めから真っ暗な夜より不気味に感じていたのを覚えている。
学校を出て十分もした頃だろうか、後ろに何か気配を感じた気がする。
何気なく後ろを振り返るが何もない・・・。
「気のせいか・・・」
私は気にせずそのまま自転車を走らせた。
思えば、この時にどこからか奴を連れてきてしまったのだろう・・・
さらに自転車を走らせる事、数分。
ある民家の前を通る。
田舎であるために民家はまばらに建っており、各々の間は離れているのだが・・・
そんな事はさておき、ある事に気が付いた。
「あれ、今誰かいなかったか?」
私は違和感を感じた。
先ほどまで後ろを振り返った時には誰も居なかったはずである。
にも関わらず、今通った家の窓硝子には私と、その数m後ろに着いてくる影があったような気がする・・・
私の知らない内に誰かやってきたのか。
別に気にする程の物でもないかもしれないが、やはり気になる。
「今の影、自転車に乗ってたか?」
私は自転車に乗っている。
しかし、先ほど映っていた後ろの影は何も乗っていなかった気がする。
にも関わらず、私とほぼ同じスピードで着いてきていた?
いや、気のせいだろう・・・と心の中で打ち消す気にもならず、しかし後ろを振り返る勇気もない。
丁度お誂え向きにミラーが見つかる。
ちらっと、後ろを確認する・・・
良かった、誰も居ない・・・
しかし、また民家の前を通り、窓に私の影が映った瞬間。
「!!??」
やはり、居るのだ。
私の後ろ数m。
今度は確実に見えた。
人だ。
何にも乗っていない。
手を前に突き出す用なポーズをしている。
そして何より私の恐怖心を煽ったのは・・・近づいてきているのだ。
私が体験した、自分にとっては洒落にならない程、怖かった話。
当時私は、自転車で一時間近くかけて高校に通っていた。
進学クラスということもあり、朝早くに登校して、夜になってから下校する毎日だった。
あの日も、学校を出たのは7時頃。
夏という事でまだ日は落ちていなかったが、徐々に辺りが暗くなって行く様は逆に、初めから真っ暗な夜より不気味に感じていたのを覚えている。
学校を出て十分もした頃だろうか、後ろに何か気配を感じた気がする。
何気なく後ろを振り返るが何もない・・・。
「気のせいか・・・」
私は気にせずそのまま自転車を走らせた。
思えば、この時にどこからか奴を連れてきてしまったのだろう・・・
さらに自転車を走らせる事、数分。
ある民家の前を通る。
田舎であるために民家はまばらに建っており、各々の間は離れているのだが・・・
そんな事はさておき、ある事に気が付いた。
「あれ、今誰かいなかったか?」
私は違和感を感じた。
先ほどまで後ろを振り返った時には誰も居なかったはずである。
にも関わらず、今通った家の窓硝子には私と、その数m後ろに着いてくる影があったような気がする・・・
私の知らない内に誰かやってきたのか。
別に気にする程の物でもないかもしれないが、やはり気になる。
「今の影、自転車に乗ってたか?」
私は自転車に乗っている。
しかし、先ほど映っていた後ろの影は何も乗っていなかった気がする。
にも関わらず、私とほぼ同じスピードで着いてきていた?
いや、気のせいだろう・・・と心の中で打ち消す気にもならず、しかし後ろを振り返る勇気もない。
丁度お誂え向きにミラーが見つかる。
ちらっと、後ろを確認する・・・
良かった、誰も居ない・・・
しかし、また民家の前を通り、窓に私の影が映った瞬間。
「!!??」
やはり、居るのだ。
私の後ろ数m。
今度は確実に見えた。
人だ。
何にも乗っていない。
手を前に突き出す用なポーズをしている。
そして何より私の恐怖心を煽ったのは・・・近づいてきているのだ。

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