押入れの右下
2019/03/24
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれてい…
2019/03/24
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれてい…
2019/03/21
一応実話。ありがちで怖くないが。今もあるその家。もれの実家なのだが。その家は子供の頃から一人でいると誰もいないはずなのに1階にいる時は2階から、2階にいる時は1階から「ドンドンドンドンドンドン」という床なのか天井なのか分からないが叩いている音がすることがある。…
2019/03/18
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いまから十年以上前の話です。(人物名は仮名です)俺は、とある地方都市に住んでいた。そこは沿岸部の都市で、なかなか風光明媚な観光地でもあった。そこで勤めてた会社に藤本っていう同僚がいた。そいつは別にカッコワルイってわけじゃないんだけど、女がいるという話は聞かなかった。と…
2019/03/15
建替えた持家と、一時住んだ借家の話。子供の頃、あちこちガタのきた古くて狭い木造家屋に住んでいた。隣に土地を買えたので、そのボロ家を潰してちょっと広い家を新築することになった。さぁこれからって時に祖母が病気になり、半年後に亡くなった。家の建替え費用から数百万が治療費や葬儀…
2019/03/11
悪霊怨念会社学校奇妙恐怖警察犬自殺自転車心霊葬儀悲鳴病院不思議布団幽霊霊能者中学生着物天井
私は、ずっと母親と二人で暮らしてきた。父親は自分が生まれてすぐにいなくなった、と母親に聞いた。祖父や祖母、親戚などに会ったことはない。そんなものだと思っていた。それが異常な境遇だということに気付いたのは、ずっと後になってからのことだった。いつ頃のものかはわからないが、姉が…
2019/03/09
あまり怖くないけどゾッとしてしまった話。家族経営の葬儀屋に勤めてるんだけど、特に霊感とかないからエピソードはない。ただ今の葬儀屋に新しく入ってきた事務のおば様が見える人らしくて、この葬儀屋で過去に起こったこと(長男が借金で自殺したり次男が病死したり)を見事に言い当てた。…
2019/03/01
トイレホテル学校奇妙供養警察自殺新聞人形葬儀電話仏壇聞いた話妙な事霊能者仏間小学生霊媒師
お嬢様育ちで世間知らずな母が、俺と弟と妹を連れて父と離婚したのは俺が小学校低学年の時。母の実家が地方都市のそこそこの名家だったんで、自由で裕福な暮らしが出来ると思ったらしい。しかし祖父母は激怒し1年足らずで絶縁状態となり家を追い出され、地元でも評判の悪い土建屋のオッサ…
2019/02/28
コンビニマンション違和感会社階段事故深夜葬儀電話不思議メールエレベーター
今から数年前、新卒で就職した会社から転職をしたときの話。新しく働くことになったA社は、社長の親戚が経営するB社と仲がよかった。行事やイベントのときはAB社合同で行っていて、そのときに会ったのが、B社に最近転職してきた華子(もちろん仮名)だった。私と華子は出社時期も一…
2019/02/28
私はすごい貧乏学生で、4畳半で家賃1万3千円、トイレ風呂共同のアパートの一階に住んでいました。そのアパートってのが、家賃が破格なせいか、いろんな人が住んでました。何かから逃げてきた人や、外国から来た人もいました。そのアパートで起こった事件なんですが・・・アパートの住…
2019/02/26
伯父の高校時代に、伯父が好きだった娘がいた。高校卒業後は、たまに同窓会で顔を合わせる程度の付き合いだったが数年たって、その娘が親の進める縁談を受けて結婚し、夫の仕事の都合で遠くに引っ越したことを聞いた。と同時に、その子もずっと伯父のことが好きだったが告白することが…
2019/02/25
祖父が未だ子供の頃の話。その頃の祖父は毎年夏休みになると、祖父の兄と祖父の祖父母が暮らす田園豊かな山麓の村に両親と行っていたのだという。その年も祖父は農村へ行き、遊びを良く知っている当時小学校高学年の兄と毎日毎日、朝から日が暮れるまで遊んでいた。ある日、田んぼ沿い…
2019/02/19
話の出所はちょっとぼかしてしかかけないけど信じる信じないは自由です。某県にすんでいるのだが、自称やんごとなき血族の友人がいた。すでに鬼籍にはいってしまったのだが、実に信じがたい話なのだが聞いてほしい。自称やんごとき血族の友人Aとは幼稚園のころからの付き合いだった。地元でも名士…
2019/02/18
荷物を片付けるため、夏の暑い日に久々に母方の祖父の家を訪ねた。といってもその家はすでに誰も住んでおらず、私一人だけでの作業であり、無駄に広い家の為、なかなかはかどらずにいた。中でもこの家で一番広い部屋には大きな仏壇が置いてあった。長い間手入れをしていなかった為、埃まみれであっ…