「天国」一覧 (37件)|3ページ

北アルプスのとある場所で道迷いした

2019/03/24

登山をしていた頃、北アルプスのとある場所で道迷いした。もう日も暮れてしまって、どうにもならない状態に陥っても歩き続けた。稜線を歩いているし人気のある山だから多分、しばらく歩けばどこからか光が見えるはずだ。なんてことは無い、朝を迎えた時は『あの時はやばかったなあ』なん…

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大きな古時計

2019/02/27

娘にせがまれてよく童謡を歌う。タッチパネルに可愛い絵が描かれており、ボタンを切り替えると、『歌入り』と『カラオケ』の2パターンを演奏してくれる優れ物だ。全部で20曲程度収録されており、これまでにすべての歌を何度も歌っていた。ある晩のこと、『大きな古時計』を歌ってあ…

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苦しんでいる霊達

2019/02/10

『苦しんでいる霊達がいたら全部救ってやればいいのに』と考えるのは、零感の考える思考というような体験談。高校時代の事、友人Aが相談をしてきた。夜道で霊らしきものを見てから家で怪奇現象が多発している、どうしたらいいのか、というもの。自分は、『私にあなたを助ける力はないので…

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四葉のクローバー

2019/01/18

大学帰り。家の最寄り駅付近にケーキ屋があって、俺は週に一度そこで妹にケーキ買って帰るのが日課なんだけど、今週の月曜の夜もそこでケーキ買ってたんだ。毎週来るから店のおじさんとは顔見知りで、いつもみたいに店に入りながら軽く「こんちはー」って挨拶したら、「買い忘れか?」…

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曖昧な記憶

2018/11/24

当時、私は16~17歳でした。私は京都に住んでおり、私たちの友人の間では夏休みを利用してあるバイトが恒例になっていました。それは仲間内で『天国のバイト』と呼ばれており、とあるさびれた駅の駅員のバイトです。今もあるので、固有名詞は出さないでおきます。持ち…

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逢いにきた父

2018/11/13

今からする話は、うちのおばぁちゃんが昔体験した事です。あらかじめ言っておきますが、多少セリフに脚色をつけていますがすべて実話です。蝉がうるさく鳴き風鈴が心地よく鳴る中学三年の夏休み。周りは受験勉強だの家族旅行だので遊ぶ友達もいなかった僕は何もせず、まったりと家でかき氷を…

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誰もいないビルで足音が聞こえた話

2018/09/17

私はもともと霊感が強くなく、というか霊感はないと思っていました。小さなころから心霊体験をしたという記憶はなく、肝試しをしても暗いのがこわいだけで、お化け屋敷に行っても暗いのと仕掛けに驚かされるだけで、本当に霊と出会えるというのは考えたこともありませんでした。身近なところでは祖父…

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レンゲ畑

2018/09/04

俺がまだ5歳の時のことでその頃はなんでそういうことが起きたかわからなかったが、いま考えるとその訳が分かるような気がする話。父方の郷里は和歌山県。内陸の方で海は無かったが周囲は田んぼが多く春になるとレンゲの花が咲き乱れる素晴らしい所だった。父の夏休みを利用して、父も久方ぶりに…

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天国への扉

2018/08/26

ある男が仕事で地方に行った時、ホテルで一泊してから明け方帰ろうと、仕事場近くのホテルを予約していた。まず、ホテルでチェックインを済ませてから荷物などを置きに部屋へ。部屋はそのホテルの最上階である12階だった。部屋に着くと、少し休憩してからすぐ仕事場に向かった。仕事は深夜ま…

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亡くなった祖母が会いに来ていたようです

2018/07/16

それは一昨年の9月のことです。私の祖母は89歳で脳梗塞で倒れてから、後遺症で一人で歩いたりできなくなり痴呆の症状も進んでいました。94歳で自分で物が食べられなくなり、ずっと寝たきりの状態でした。一昨年9月の上旬のある日、当時2歳だった長女が不思議な事を言い始めました。玄関付…

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幼い私だけがみた、おじさんの最後の姿

2018/06/16

私が幼い頃の話です。幼すぎて、自分が何歳だったかは不明ですが、たぶん3,4歳、幼稚園に入る直前ぐらいの頃だったと思います。私の家は商売をしており、母は不慣れな商売を手伝いながら私の育児と家事をこなしていたと聞いています。母の母、つまり私の祖母は体が悪く、叔父の家におり育児…

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