小児科病棟
2019/07/10
小児科病棟では医師も看護師も
「ここに何かがいる」
と良く言いますねー。
私にはさっぱりですが…
以前の話ですが・・・
小児科病棟の当直医が
学会提出用のレポートを仕上げるために、
敢えて当直室ではなく
面談室内にこもっていた夜のこと。
そのDrの記憶では
深夜2時すぎくらいだったらしい。
面談室内の電話がなって、
電話に出たらしい。
Dr「はい佐藤(仮名)です」
『せんせい、お熱さがったよー』
Dr「…?ああそう。それは良かった」
それだけで電話は切れたとのこと。
うちの面談室内の電話は、
小児科ナースステーションからしか繋がらない様になっているため、
そのDrは
「夜勤ナースの報告か…?
でも普通こんな風に報告しないよな…」
と思いながらも、
再度パソコンに向かって
レポートに取り組んでいたらしい。
そして明け方朝7時頃
そのDrがナースステーションにやってきて、
「夜中熱下がったよーって電話だったけど、誰の熱?
(うちの病棟は白血病等血液の癌の子ども達もいて、
治療中8度5分以上の発熱があると通常、
血液培養を採取し、抗生剤投与を開始します)
血培の結果どうだったかな?」
と夜勤ナース3人に聞いてきた。
しかし、私達夜勤ナース3人とも
だれもそんな電話はしていないんです。
Nrs「いえ…誰も発熱してないし、平和な夜でしたよ…」
Dr「あれ?じゃああの電話なんだったんだろうねー?」
といった話が沢山存在する小児科病棟です・・・