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雷電山

2019/06/12

小6の時の遠足でのこと。
(田舎だし、遠足って言っても単なる登山だったんだけど)
体力のなかった私は、
クラスの列から大きく遅れて友達と二人で歩いてた。
歩き始めて大体1時間半くらい、
中腹まできて少し開けたY字路みたいな場所に着いた。
一つは、大きくて上に向かってるもの。
もう一つは、かなり細くて人一人通るのが
精一杯な感じの獣道で、下に向かってる。
まぁ進むべき道は明らかだし、
ちょっと此処で休息しようってことになった。
そこで麦茶飲んだりポッキー食べたりしてたら、
細い道の方から浴衣を着たオバサン三人が歩いてきた。
大体50代後半~60代前半くらいかな。
「いいお湯だったわねぇ~」
「ほんとね~」
とか楽しそうに話して笑ってた。
私たちに気付いて、
「あらぁ、こんにちは~」
って軽く会釈してきたので、こっちも頭は下げておいた。
別に何の違和感も感じなかったんだけど、
後で思い返すと、山で浴衣っておかしいなと。
その山近辺に温泉があるわけでもないし、
まず「いいお湯だったわね」なんて、
山の中腹まで歩いてきて話すことじゃない。
なんだったんだろう、あのオバサン達。

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