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神社の縁の下

2019/02/07

神社が好きな為、色々な神社を見て回ったりするんだが、
あるとき訪れた、比較的大きく歴史もある神社。
賽銭箱にお金を入れお参りし、
境内をマジマジと見ていたんだが、
何を思ったか、俺は神社の縁の下を覗き込んだ。
(人生初の覗き込み)
すると、多数の基盤の柱の中の一つに、
五寸釘で打ち付けられたお札付きの藁人形を発見。
だいぶ前に打ち付けられたのか、お札はボロボロ釘は錆び・・・なのに、
藁人形だけは全く風化していない。
しかし、それを見て俺がゾっとした対象は、
藁人形ではなく、その位置。
俺が立っているところからそこまでは、有に2m半はある。
その距離を、猫位の大きさでギリギリ通れる高さの狭い縁の下を、
這いつくばって進み打ち付けたという事。
それを想像した瞬間、いてもたってもいられなくなり退散。
俺が知らないだけで、意外と神社の縁の下には
そういったものがあるのかもしれんが。(分からん)
それで何か起こったわけでもないので、
今では思い出してはほんのりとした怖さを体感している。
人が一番怖いよね。

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