喰ってやる
2018/07/22
これは、私の従兄(以下K)が実際に体験した話です。Kは不思議な夢を見た。いつの間にか、真っ暗闇にKは居たそうだ。遠くの方でかすかにゴリゴリとかボキボキとか、変な音がする。その音は決して気持ちの良い音、とは言えない。Kは、何か嫌な予感がしてその音がする方へ走っていく。次…
ネット上に存在する不思議で怖い話を
読みやすく編集・修正してまとめました
2018/07/22
これは、私の従兄(以下K)が実際に体験した話です。Kは不思議な夢を見た。いつの間にか、真っ暗闇にKは居たそうだ。遠くの方でかすかにゴリゴリとかボキボキとか、変な音がする。その音は決して気持ちの良い音、とは言えない。Kは、何か嫌な予感がしてその音がする方へ走っていく。次…
2018/07/21
A子さんには高校時代好きな男の子がいました。お互いの気持ちも知れていて、淡い予感を秘めていた卒業前。彼は彼女を残して交通事故で死んでしまいました。その5年後。A子さんは同級生のB子さんを連れて母校を訪れました。懐かしそうに、しかし少し困ったような顔をしながら校内を見て回…
2018/07/21
3年ほど前の事です。当時、私は倉庫会社の配送担当をしていました。その日は、仕事が終わってから仲間と一緒に飲みに行き、その後2軒3軒と飲み歩くうちに、気が付くと終電は無くなっていました。翌日は早朝から積み込みと配送があったので、私は会社に泊まることにしました。倉庫の横にある…
2018/07/16
これは俺が半年ほど前に体験した話です。俺は六畳一間のアパートに一人暮らしなんですが、その日の深夜の1時ぐらいに腹が減ったんでコンビニにお菓子を買いに行こうと思って服を着替えて財布を持って、ふと玄関の方を見たらドアの横の曇り硝子に、笑っているような人の顔が写っているのに気付いて、…
2018/07/09
ふとある村の事を思い出した。一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。連休に一人で車を走らせた。記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、その看板を見…
2018/07/09
3年ほど前の話です。大学時代の仲の良い仲間5人で100物語をやりました。一人蝋燭を20本用意して畳6畳の部屋の隅にそれぞれ散らばり、開始しました。50話目くらいから背筋が寒くなりはじめました。80話過ぎたあたりで部屋の空気が重くなりました。90話で明かに普通では無くなっ…
2018/07/07
私の幼なじみSの話です。それはSが小学生だった頃・・・Sは早くに父を亡くし、母と二人で暮らしていた。その頃母には新しい恋人ができており、たびたびSの家に来ていた。母はSが学校から帰ってくると、千円札を渡し、「暗くなったら帰ってきなさい」と言い、家を追い出してしまった。そ…
2018/07/05
僕には霊能者もどき?の親戚がいる。通称「みちかさん」。今現在北海道在住である。他の親戚達は、当然ながら彼女の行動にあまりいい顔をしていないし、とりたてて彼女に相談をしたことも無いようだった。僕もそのひとり。僕になにかの霊を感じ取っている彼女が好きではない。しかし、彼女…
2018/07/04
中学の時の話その日も梅雨の雨の中、傘を差して学校から帰宅していた。気が付くと歩道の先から、こちらに向かって誰かが歩いて来ていた。黒い傘に黒い長靴。白い肌着に白いモモヒキのおじさんだった。今までその存在に全然気づかなかったけど、田んぼを見てたり考え事をしてたせいだと思って…
2018/07/03
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私は通信制高校に通い死ぬ気で勉強して何とか国立の大学に受かった時の話です。大学に行って講義を受けて一人暮らしのためにバイトをやり、休みの日には飲み会。普通の日々を過ごしていた時にある事件が起こりました。その日は薄曇りの空で風が冷たい日でした。私はバイト先に向かう途中でした…
2018/07/02
「404号室を借りたいのだが・・・・」そのおかしな奴は言った。妙な注文を出す奴はよくいるが、こいつはその中でも注文も外見も飛びきり風変わりだった。顔は浅黒くて、背はひょろんとしている。声は無理やりしぼりだしているようなかすれ声だった。おまけにこの暑いのに全身真っ黒なコート…
2018/07/01
俺にうっすらとある小学生ぐらいの時の記憶。友達数名とガケの近くで遊んでて、そのガケには子供ならギリギリ入れるぐらいの穴が開いてた。で、友達の一人がそこに入っていった。俺や他の友達はなんとなく怖かったから入らないで待ってた。10分ぐらいかな、しばらくしてそいつが出てきたら顔…
2018/06/30
これは俺が大学一年の五月の話。親しいヤツにしか話した事がないんだが・・・地方から出てきて、大学に入り一ヶ月くらい。まだ殆ど友達もおらず、授業が終わると即効でアパートに帰ってた。とまぁ、ここまではよくある話。ある日の夕方、チャイムも鳴らさず俺の部屋に入ろうとするヤツがいる…