本文の文字サイズ

危険予知に色が付いて見える

2019/07/15

子供のころ危険予知に
色が付いて見えることが稀にあった。
ドッジボールをしていて敵側の生徒が
ボールを構えた途端、
味方側の生徒1人がパッと真っ赤な影に見えて、
「あッ!!」と思った次の瞬間、そいつが当てられてたり、
道を歩いてる時、むこうから幼児がトコトコ駆けてきて、
その子の体(腹のあたり?)が照明ライトみたいに
チカッと眩しく光ったと思ったら、
間髪入れずつまづいて転んで泣き出したり。
共感覚?…ともちょっと違うけど、
おそらく危険の判断自体は、
振りかぶった腕の角度と生徒らの位置、
覚束ない幼児の足元がもつれる直前の動きなどから、
無意識のうちに自分でしてるんだと思う。
べつにオカルティックな予知能力とかではなく。
(ただ、そういった判断は、
意識の表層で明示的に知覚している内容ではない)
その瞬時の直感が、
色になって自覚に表れてくる感じ?
もしドッジボールとか地味な日常体験でなく、
事故現場にでも遭遇していれば、
心霊体験だと自分で誤認していたかも知れない。
この手の本能的な感覚、
子供のころには何度かあったんだが、
大人になると頭の理性で考える癖が染み付いたのか、
近年は起こることが無くなった。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

人気作品

人気カテゴリ

RSS