カーテンの向こう
2018/12/08
俺は窓を少しだけ開けておくのが好きでね、寒さが厳しい季節以外はだいたい10センチくらい空けておく。まあ単純に外の音とか臭いが好きだからなんだけど。あのときも、いつも通り窓を少しだけ開けてテレビを見てた。春先だったからときどき生温い風が入ってきた。カーテンがヒラヒラ揺…
2018/12/08
俺は窓を少しだけ開けておくのが好きでね、寒さが厳しい季節以外はだいたい10センチくらい空けておく。まあ単純に外の音とか臭いが好きだからなんだけど。あのときも、いつも通り窓を少しだけ開けてテレビを見てた。春先だったからときどき生温い風が入ってきた。カーテンがヒラヒラ揺…
2018/12/05
悪夢ってありますよね。あれって、よくドラマなんかで、悪夢にうなされて大げさに飛び起きるシーンがあるけど、実際にそういう経験した人って少ないと思うんです。でも、俺は実際に経験しました。それは日中、普通に街なかを歩いてる夢で、自分以外に人がまったく居なくて、不思議な感じで…
2018/12/01
学生の頃、一人友達が車を持っててよく深夜にあても無くドライブしてたんです横浜や都心や色々行きましたが良く心霊スポットなんかにも行ってましたいつも野郎4~5人で行ってたんですがその中に一人ちょっと霊感といいますか感じやすい友達がいました普通にドライブしていてもその友…
2018/11/30
恐怖警察自殺写真足音電話入院悲鳴病院病室布団風呂話し声二重人格鳥肌危険人影タクシー病死
僕には産まれた時から父がおらず、母に育てられてきた。あまり話したがらないが、母は、父は病死したと言っていた。それだからか、母方の祖父はしょっちゅう遊びに来てくれて、僕にとって祖父が父親代わりだった。しかし、母からも祖父からも、父の写真を見せてもらったことはなかった…
2018/11/29
年末の追い込みで独り残業をしておりました。残業規制厳しい折、電灯は自分の席のみに限定され、結構広い事務室は私の席を残して後は全部真っ暗の状況。商店街の一角の会社とはいえ、23時を過ぎますとあたりは人通りもすっかり途絶え、けっこー不気味なんです。そんな時、向こうの奥の課…
2018/11/28
俺が小学3年生のころ、夏休みにPTA企画の肝試し大会があったんだ。通っていた学校が会場だったんだが結構なマンモス校で、校舎が4棟もあるかなりでかい学校だった。夜7時くらいに同じ学年の子達がぞくぞく待合室になった体育館に集まってきた。全部で150人くらいいたかな。クラ…
2018/11/28
俺が、小学の頃だったかな・・・。季節は8月くらい、夏休みの終わりの頃だった。俺の故郷は、海の近くで海岸線には堤防があり、堤防の近くの土手で、よく仲間と遊んでいたものだった。その日は夏休みももうすぐ終わろうとしている頃で、俺達はスケボーを持ち出して、その堤防の土手の近くで…
2018/11/28
会社の同僚に三十代のねーちゃん(以下A)がいる。丸っこいオタク風で、短気。かなり変。正直苦手だけど、仕事で一緒に外回りする事になって、他の同僚から耳打ちされた。Aは嘘つきで、信じるなという話。『死体とよく遭遇する』『自称霊感アリ』だとか言うらしい。「気持ち悪い女」…
2018/11/27
プールでの話です。飛び込みが得意な友人が、プールで溺れかけました。飛び込む刹那、水面に目をカッと見開いた老婆を見たそうです。一瞬だけど、ゆらゆらとその顔が水面で揺れていたそうです。友人は余程あわてたのか、泳がずに水しぶきを立ててプールサイドまで走ってゆきました。僕らは…
2018/11/26
先日の話です。①私は、今年から一人暮らしを始めました。初めての一人暮らしでうかれていたり、友達を呼んでワイワイと騒いだりしていました。しかし、ある友達を家に呼んだら玄関から入ろうとしません。不思議に思って聞いてみたら「この部屋、言いづらいけどよくない!出なくちゃ…
2018/11/23
トイレ階段空き地自殺心霊体験駐車場白骨悲鳴不思議幽霊中学生便所鳥肌怪談
全国的にも有名?な心霊スポットです。私達が中学生の時(20年前)に体験した話です。当時、夜遊びが定番となっていた私達は、いつものように家を抜け出し集まっていました。男ばかり集まって何もする事もなく、話の話題は地元では有名過ぎる心霊スポット、平和の滝の事に。強がりが体を借り…
2018/11/22
私の車は親のおさがりで、黒のプリウス。20代女にしては渋いと言われるけど、燃費が良いので気に入ってる。今日の午前中、車で大型スーパーに買い物に行ったら、駐車場で事故(といっても車同士の軽い接触)を目撃した。出口専用と入口専用に分かれてる駐車場なんだけど、出口から無理に…
2018/11/22
一昨年の暮れに親友が亡くなりました。私は彼女の命日と誕生日にはお墓参りをしていましたが、今年は彼女の誕生日に予定は入ってしまい、どちらを優先させようか迷っていました。親友だった人なので今でも忘れがたくはあるのですが、自分の生活からだんだんと彼女を思うことが少なくなり、…