「笑い声」一覧 (203件)|10ページ

細工箱

2019/02/20

祖父が宮大工をしていた頃、何か細工箱を作ってほしいと依頼に来た人がいた。しかし祖父は「そんなもん引き受ける訳にいかねえ、嫁入り前の孫2人もいるんだ!!」と激怒していた。依頼人は50代の男性二人だったが、小さい風呂敷包みを持っていた。私がお茶を持って行くと、部屋の…

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地元民が絶対に近付く事のない洞窟

2019/02/16

地元民が絶対に近付く事のない洞窟があって、中学生の時に友人と一緒に探検に行った事がある。その洞窟は山中にあって、入口は金網が設置されて誰も中に入られない様にしてあった。だけど、金網の一部分にはポッカリと穴が開いていて、俺達はその穴を潜って洞窟に入った。洞窟の中は結構広…

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ハイヒールの音

2019/02/16

友人の体験談です。当時彼は地元の商社に勤めるサラリーマンだったのですが、これはある夜、彼が一人会社に残り遅くまで仕事をしていた時の話。その日彼は珍しく時間も忘れ仕事に没頭していました。時刻は既に深夜に差し掛かろうとしていた。流石に遅いしもう帰るか、と彼はデスク周りを整理し退社…

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影のない女

2019/02/15

「一度霊体験をするとそれからしばらく霊体験をしやすくなる」という話を聞いたことがあるだろうか?霊感が強くなるのか、霊とベクトルが合うようになるのか、はたまた霊を意識するようになるのか、理由はよくわからないが、とにかくそういうことはあるらしい。これから書き込むのは、…

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蝉の鳴き声

2019/02/13

キャンプでの体験です。私が高校2年生の時に学校でふれあい合宿という名前のキャンプ合宿が在った。2泊3日で阿蘇のキャンプ場でカレーなどを作り夜には学校側で用意したイベントとして1日目は肝試し、2日目にはキャンプファイアーと言う日程。ただ、2日目の昼には阿蘇山に登るという過酷なも…

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声の主

2019/02/12

夜中にコンビ二に買い物に行った。東京とはいえ東のはずれにある住宅地で、人通りはまるで無かった。大通りの角にあるコンビ二で用事を済ませ、オレンジの街灯の下自宅に向かって歩いていた時、女の子の声で「ふふふ」と笑い声が聞こえた。私はその瞬間こおりついた。相変わらず…

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武道館

2019/02/11

私が高2だったころの夏休み最中の出来事です。のっけから不純で申し訳ないけれど高2の春から私は同じ学校の体育教師と内緒でつき合っていました。(以下、文中では彼と称します)彼は全校生徒からは絶大な人気がありましたが、年配の教師達からはよく思われていない先生でした。当時、柔…

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変なポーズ

2019/02/10

高3のとき、オレ夜一人で留守番をしていたのヨ。その時は丁度10月頃。「秋」って感じの静かな夜。虫の声が外から聴こえてきてて、リビングでマターリ。リビングの隣は両親の寝室になっていて、そこには古いドレッサーが置いてある。鏡台ってやつかな。大きな鏡がついてる机。何を思ったの…

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窓の外

2019/02/07

現実じゃないかもしれないけど一年程前。あたしの家は北向きで、二階建て。2階の南側の部屋があたしの部屋です。南に窓があります。今は家の南側はこぎれいな住宅地になっていますが、住宅地ができる前は古い長家でした。当時はその住宅地を作るため長家を取り壊して工事中でした。長家…

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霊感は伝染する?

2019/02/06

私が夜の仕事をしていた時に実際に体験した話です。その頃、私は夜の仕事を初めて半年程でしたのでお客さんもまだまだ少ない時期でした。私はお客を増やしたい一心で色々な事をしていました。通称キャッチと呼ばれるナンパはもちろんの事で、その頃流行り始めていた出会い系サイト等もしまし…

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話し声

2019/02/05

小学校高学年のときの自宅での体験。家族が揃っていたので日曜日のことだったと思います。夕方の4時ごろになって、母親が美容院に行くために家を出て行きました。「一時間ぐらいで帰ってくるからね」と言ってたのに、夜の7時を回っても音沙汰がありません。母は、一人で外出すると…

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階段から笑い声

2019/02/04

俺が子供の頃に暮らしていた家は明治の終わりくらいに建てられたもので、二階建ての大きな家だった。なにしろ昔の家のことで、広くて立派なのだがあちこちガタが来ており、電灯の光の届かない隅はかなり暗かった。当時は友達を誘っても、その雰囲気を怖がってなかなかうちには遊びに来て…

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寝台車

2019/02/03

自分の体験談じゃないけど、予備校で漢文の先生から聞いた怖い話。彼(先生)は京大時代に親友のAさんと一緒に東京見物を終えた後、寝台急行「銀河」で東京から帰途につく事になりました。――小田原を過ぎ熱海を過ぎ、夜も深くなってきました。寝室に寝そべっていてもなかなか眠れない二人は…

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