この世には触れちゃいけないものがある
2020/07/27
中学もまもなく卒業。高校受験も半年後に控えている。といったタイミングで修学旅行がありました。この時ばかりは、受験間近でいつもピリピリしているクラスメイト等も楽しそうにしていた記憶があります。さて、自分が産まれた家は、私の宗派と関係ない寺や神社に絶対に入ってはいけない、…
2020/07/27
中学もまもなく卒業。高校受験も半年後に控えている。といったタイミングで修学旅行がありました。この時ばかりは、受験間近でいつもピリピリしているクラスメイト等も楽しそうにしていた記憶があります。さて、自分が産まれた家は、私の宗派と関係ない寺や神社に絶対に入ってはいけない、…
2020/05/16
これは私が小学生の頃の話です。家の近所に一軒の空き家がありました。その家は昔旅館を経営していた様子で、山奥の長い一本道を上っていくと突然現れるその家は小学生が誰しもあこがれる”秘密の隠れ家”にはもってこいの場所でした。私は一部の友人達と共に学校が終わるとそこに…
2020/03/03
今から8年前の9月の話当時付き合ってた彼女が専門学校へ通うために大宮駅前のシェアハウスに暮らしてた俺はもう社会人で忙しくて会えない日が続いてたんだが、2ヶ月振りに、彼女の誕生日ということもあり大宮でデートすることになった久しぶりのデートでいちゃいちゃ楽しく過ごしてあっ…
2019/12/05
この間の肝試しの話。俺は女顔のためによく冗談で可愛いと言われてしまう。男の子だからやめてくれって言い続けてたんだが、バイト先でずっといじられるものだから男の子らしいところを見せてやろうと肝試しに行くことになった。どこに肝試しに行くか品定めしてたところ、トンネルやお墓…
2019/11/23
北海道の知床の近く、××って町に友人と行った時のこと。知床半島の岬を観光するにはその町からバスに乗る必要があったんだけど、田舎なだけにバスが二時間、三時間に一本で、面倒臭くなって歩いたんだよね。で、そしたら数時間かけて行った先で今日はフェリーの時間帯が変更されたから、…
2019/10/22
数年前、ふとある村の事を思い出した。一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。連休に一人で車を走らせた。記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、そ…
2019/10/18
うめき声トイレパニック違和感遺体階段恐怖金縛り行方不明笑い声足音体験鳥居天井裏田舎電車電話悲鳴不思議布団風呂聞いた話話し声お札お盆旅館不気味鳥肌危険ゼミ不自然天井線香アパートタクシー暗闇心中坊さん発狂夏休み海
まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。そしてあろうことか、たいした話ではない。死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。忠告はしたので、はじめる。これは俺が大学3年の時の話。夏休みも間近にせまり、大学の仲間5人で海に旅行に行こうって計画を立てたんだ。計画段階で、仲間の…
2019/10/03
幽霊なのかどうか分からないけど、旅館に泊まった時に、部屋にガラスケースの入った日本人形があった。おかっぱ頭で赤い着物を着た子どもの人形。それが夢に出て来た。場所は同じ旅館の同じ部屋。自分はふと布団から起きて辺りを見回している。辺りは真っ暗なんだけど、段々目が慣れてくる。…
2019/09/12
トンネルの上で遊んでいて上から落ちた。軍服を着たおじさんが受け止めてくれて無傷だったけど、今の時代に軍服を着たおじさんなどいるわけもなく、そのまま消えていった。修学旅行で京都に行った時、旅館に開かずの間があったのだが、自分一人だけで前を通ったら、なぜかドアが開いて呼ばれた気が…
2019/09/02
神奈川静岡近辺のホテル旅館、会社の保養施設関係では、みな表現はそれぞれ違うけど、結局時空が歪んだのだろう的な話は昔からあるよ。姉が前働いてた旅館では、スタッフの間でも、「異次元に迷い込んだとしても『カヨさん』という主が助けてくれるから大丈夫」って話になってたらしい。そのすぐ近…
2019/07/18
古い街道筋の老舗旅館に家族と泊まった時の事で、夜遅くトイレに目を醒ましたら、部屋の襖の上にある欄間から明かりがもれていた。隣の部屋には家族が寝ているはずで、明かりがついてるのは変だなと思い、そっと襖を開けてみる。すると、江戸時代風の舞子さんが複数で一人の男を囲い、宴をして…
2019/07/13
私の親は、サイドビジネスでレストランを経営しています。叔父(母の一番下の弟)が職を転々としていたのを見かねて、この店の一切を任せていました。ある時、ひょんな事からかなりの額の借金をしてしまった(それも町金から)叔父は、突然失踪してしまったのです。・・・その後、三年…
2019/07/08
僕がまだ小学生の時分。おそらく中学年だったろうと思う。夏のある日、車での家族旅行の帰り、どうやら道に迷ってしまったようなんだ。見当違いの見知らぬ土地で日も暮れ、どこか奥まった集落に行きついた。なんとか一軒の民宿を見つけ、両親と僕ら兄弟は一も二もなく宿泊を決めた。そ…