開かずの土蔵に凸った
2019/08/11
オヤジから聞いた話。オヤジが子供の頃住んでた家に、開かずの土蔵が在ったらしい。なんでも、土蔵の中には誰の物だか判らない首塚が在り、中に入ると首を斬られて死ぬ、なんて言い伝えが残ってたそうだ。当時オヤジは、その言い伝えを全く信じて無かったそうだ。「ホントかよ?」「誰に首斬…
2019/08/11
オヤジから聞いた話。オヤジが子供の頃住んでた家に、開かずの土蔵が在ったらしい。なんでも、土蔵の中には誰の物だか判らない首塚が在り、中に入ると首を斬られて死ぬ、なんて言い伝えが残ってたそうだ。当時オヤジは、その言い伝えを全く信じて無かったそうだ。「ホントかよ?」「誰に首斬…
2019/08/11
小学生だった時の話です。実家は秋田。田舎なんで家も庭も広いんですよ。庭には御稲荷さんの祠があります。ある日、俺が寝ていると夜中にむっくり起きて廊下をぴょんぴょん跳ねる、奇声をあげる。親と祖父母が何事かと思って起きてきて、親父が俺を取り押さえたら、ぱったり居間で寝たそうで…
2019/08/09
俺はもういわゆるおっさんやけど、20年位前の話。俺は高校一年で、親友も同じ高校で、いろいろアホしてたんやけど、彼にも彼女ができまして、色々のろけ話を聞いてました。まぁそんな平穏な日々が続いてたんですけど、まぁガキの事ですから彼女との喧嘩もあったりして、なんか別れ話とかなった。…
2019/07/24
小学4年生の秋であたしと姉がまだ小さい頃、長野県の本家に泊まりに行った時の話。父親の弟が9歳くらいで死んでるのね。昼間、お仏壇に飾られた少年の写真が、生きていたらおじさんに当たる人だと聞いて、不思議な感じでお線香たてて手を合わしたわ。その夜、本家の座敷で眠っていると、何だか…
2019/07/22
私が友達から聞いた話を紹介します。とりあえず友達はA君(高校生)としておきます。私の実家は田舎の方で、田んぼが多い地域を想像していただければわかると思います。A君の家の近くもそのような感じです。私とA君が通っていた学校の授業が終わり、A君が学校から帰るとき、いつもと同…
2019/07/22
今日あった(正確には昨日だけど)私的ほんのり。 長文で、怖くなかったらごめんなさい! しかも、現在進行形かもしれない…。(鬱)ことの起こりは今日の午前中。11時半頃、玄関チャイムが鳴った。セールスだったりするとウザイので、こっそりと覗き窓から覗く。厳つい感じのおじさん3…
2019/07/22
幼稚園だったある日に寝てたら、突然誰かにつり上げられてビックリした。慌てて目を開いたら、真下に布団で寝ている自分がいて、それがドンドン遠ざかっていった。(つまり、自分が天井につり上げられていく)で、天井にドンとあたって、ずぶずぶって天井に埋まりこんで天井裏に。狭くて…
2019/07/22
20代の頃の事、群馬生まれの男がバイト先に来た。そこでの俺は勤務年数長かったので、やって来るバイトに、仕事の振り分けや作業の流れの指導など、仕切りをやっていた。ふと休憩時間に、群馬から流れてきた男の、身の上話を聞くようになった。実家が養蚕をやっていた大きな農家だったこ…
2019/07/20
十数年前、まだまだ新婚時代、都会のマンションに住んでいた。そこは義父が仕事場のために買った場所だったが、息子(私の旦那)が結婚することになり、まだ新築で入居前のものを私たちに使わせてくれていたのです。そこで数か月たった夜、寝ていると奇妙な夢を見た。私は厳島神社のような…
2019/07/20
戦後しばらくたった頃、地方のある農村での話。村で一番の旧家の跡取り息子が失踪する。山狩りをしても池を浚っても見つからない。金か女のトラブルかと思い、人を雇って調べさせたがまったく手掛かりがない。ひと月もたった頃、夜中に屋敷の床下から声がする。家の者が庭に出て見ると、失踪…
2019/07/17
高校時代、よく友達の家に仲のいい友人三人で泊まってたのね、土曜の夜とか。友人の六畳間に三人で雑魚寝するんだけど、いきなりおれの右側で寝てた友人が寝言を言い出したわけ。「潜水艦が……」って。あんまり唐突だったんで驚いたんだけど、そのときは『怖い』よりも『面白い』が先だった。…
2019/07/16
子供時代は布団に入ってから二時間は寝られなかった。何故かと言うと、私達兄弟が寝た後は大抵、母親がファビョってあひゃひゃひゃっははと叫びながら私の首を絞めにくるから。夜中にトイレに立つと暗闇の中、母親が包丁を握り締めて突っ立っていることもあった。父親が家にいると…
2019/07/15
自分が小学生の頃、当時一緒に暮らしてた祖母から聞いた話です。祖母は数十年前から視力を失い、現在養護施設の盲人フロアにお世話になっているのですが、その祖母が視力を失うきっかけになったのが、『神棚の中で楽しそうに遊ぶ二人の小人』を見たという事でした。小さな観音開きの扉が…