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金縛り

2020/07/07

255: 本当にあった怖い名無し 06/11(日) 22:46:22 ID:8LmwEBzpO

俺の家狭いんだわ。
で、いまだに母親の寝床の隣で寝てるんだけどさ。
ある日寝てたら金縛りにあったんだよ。
でも金縛りが心霊的なモンだと思ってなかったから、「ああ、疲れてるからな」と思って、体が自由にならない状況を楽しんでた。
でも段々体が重たくなってきて、解ける様子が見えない。
このまま体が動かなくなったらどうしようと、不安になってきた。
で、首だけがどうにか動いたから、母さんに助けを求めようとして左側に寝ている母さんの方を向いた。
でも当然なんだが肝心の声が出なくて、か細い声にもならない声で、うーうー唸ってた。
そうしてる内にも体はズッシリと重くなり続けて、脂汗見たいな物が出てきた。
頭の中で母さん、母さんと何度も呼んだ。でも、母さんは気付かない。
そうこうしている内に、耳元に冷たいものを感じた。
緊張やら恐怖やらで体は熱いのに、耳元だけが異常に冷たい。
母さん!母さん!母さん!!
何度やっても同じ。声は出ない。
しかしその時。
確かに聞こえた。耳元で囁く女の低い声。
「ココニイルノニ…」
途端、何かが弾けるように、声が出た。叫んでいた。
汗と涙でぐちゃぐちゃになりながら、飛び起き、手で何者かを避けるように空をかいた。
母も俺の異常に気付き起きた。
その後は母になだめられたりしてどうにか落ち着き、また寝たんだが…相当怖かったw
呪いのこもった声音だったんだよ。本当に殺されると思った。
それ以外には不可解な体験をしたことはない。て言うかしたくない。

271: 本当にあった怖い名無し 06/11(日) 23:39:12 ID:+2zt/z5sO

>>255
俺も似たような体験がある
部屋で昼寝してて、夢の中でなんかのプレッシャー、威圧感を感じてた。
夢の風景は不思議にその部屋の中なんだけど、すごく整理されて(実際は超汚い)暖かい日差しが入ってるというマターリ系。
しかし何故だかすごく危機感を感じてて、俺は目に見えない「何か」にこうつぶやいた。
「ここは俺の城だからな」
突然耳元で「アハハハハハハハハ!」という凄まじく狂った女の嘲笑が轟いた。
夢とも現実とも知れん衝撃に俺は飛び起きたが、まだ耳の奥でその嘲笑がこだましていた。
部屋は超汚い俺の部屋。夢とは違う。夕暮れ時で、窓の外にも人影は無い。
…あれはいったいなんだったのか…
あと、信じられないくらい汗をかいていた。
真冬なんだが…

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