サトウエリカ
2019/10/10
高校の頃の実話を一つ。
修学旅行で長崎に行き、とあるホテルに宿泊した。
案の定霊感のある俺が夜中に金縛りにあった。
周りの同級生はぐっすり就寝中。
目の前には案の定、
髪の長い女の霊
(165センチぐらいの細い子。
マスタード色のノルディック柄ワンピースを着てた)。
俺はもう怖くて怖くて…
ずっとその子の生気のない目と目が合っていた。
すると聴覚で聞いたんではないが、
頭の中に
『私は海に突き落とされた。悔しい』
との声が入ってきた。
綺麗な声だったので幾分俺は冷静になれた
(何度も霊体験して慣れてるのもある)。
心の中で
『何でそうなった?』
と聞いたら、
『兄弟に突き落とされた』
と言ってきた。
『名前は?』
と聞くと、
『サトウエリカ』
と答えた。
俺が
『サトエリか!』
と言うと、その霊は
『え、あぁ』
と言い消えてしまった。
マジでネタじゃなく実話です。