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橋と車と女と私

2019/10/03

最近怪我ばっかりしたり、
何もしてないのに物が壊れたり無くなったりしてて、
何か憑かれてるのかと思って思い出した。
9年前ぐらい前、
塾にいる姉を迎えに行った帰りの21時過ぎ、
地元の人にだけ有名な出るという橋(街灯も少ない)を車で走ってた。
橋を通り過ぎた辺りでの会話
(運転が母、助手席に姉、後ろの席に私)
母「ねえあの子、こんな時間に一人で大丈夫かなあ」
姉「誰のこと?」
母「えっ、さっき橋に幼い小学生ぐらいの女の子、いたじゃない」
姉「え!こんな時間に?いる訳ないじゃん!」
私「私も見なかったよ」
母「・・・ああ、そうだよね」
冷静に考えたら、
あんな時間に幼い子があんな場所にいるわけがない。
その母の霊体験から3年後
(今からだと6年前)
心霊系が大好きな家族(一応、母以外霊感ゼロ)なので、
あの霊体験に大興奮。
だからその橋を通る際、いつも
「ここ出るんだよな~wktk」
みたいな感じで、
何かあったら面白いっていつも思ってた。
ある日、兄・姉・私の3人で出掛けた。
夕方~夜って時間帯で、
その橋を通る際の会話
(運転が兄、助手席に私、後ろの席に姉)
姉「あれ、あの子まだいる!」
私「誰?」
姉「行くときにも橋にいたのに、帰るときも橋にいた!」
兄「馬鹿言え、行くときって、10時間ぐらい前だぞ・・・」
姉「あ・・・そうだね」
冷静に考えたら、
そんな所にずっといるわけがない。
だから勘違いだねって話でこの時は終わったけど、
下のことが起きた時にすぐ思い出してゾッとした。
ちなみにその時いたのは、
中学生ぐらいの若い女の子だったらしい。
それから4年後(今からだと2年前)
用事で遅くなったため、
田舎にある家に帰る列車がなくなった。
仕方なく近くまで行くバスに乗って帰ることになった。
そのバスの最終着点が橋を渡ってすぐだった。
そんな所なため、
何度利用してもそこまで乗っているのはいつも私しかなく、
でももう慣れていたためそこで兄に迎えに来てもらった。
その時の会話
(運転が兄、助手席に母、後ろの席に私)
兄「お前は本当に酷い奴だな」
私「なに急に、私何かした?」
兄「なんで隣にいた女の子、ずっと無視してたんだ?
あんなに一生懸命話しかけてたのに」
母「え?・・・何言ってるの?誰がいたの?」
私「・・・私バスの中も、降りた時もずっと一人だよ」
兄「何言ってんだよ!一緒に降りてきてたじゃん!
ずっとお前の隣にいたじゃんか!」
「お前、ケータイいじってばっかりで、
その子はお前にずっと話しかけてたのにお前、
ずっと聞こえないって感じでシカトしてて」
「マフラー付けた女子高生、
セーラー服着てた、母さんも見たよな?」
私「私乗せるとき、隣に誰かいたの?
まだそんなに走ってないから、後ろ見たらまだいるの?」
冷静に考えて、
隣にいたら車に乗るとき母だって気付くはず、
なのに私も母も気付いてない。
この話の共通点
■橋の近く
■目撃者は車に乗ってる
■謎の女性は年々成長していってる
■その女性を見るとき、必ず私がいる
■その女性の見た目の年齢と私の年齢がほぼ同じ

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