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墓石

2018/11/20

みなさんお墓の事はどれくらいご存知ですか?。
お墓は用意しといて家族の名前を書く場合、
生きている人間の名前の文字は赤色にされるそうです。
お墓自体の色も最近では白や黒だけでなく、
他の色でもいいそうです。
花柄とか御免こうむりたいもんですね。
では前置きは終わらせお話に入ります。
少々長いですお付き合いください。
私は仕事が忙しくお盆にお休みがとれないので、
梅雨時に大雨が続く九州の実家に帰りました。
そして、実家から結構離れた山の上にある
従兄弟の家に遊びに行った時の事です。
田舎でしかも山の上、
コンビニも自販機さえもない場所、
雨は止んでしまったのだが川も増水し、
地盤もゆるゆるになって外にもでれない。
しかし、伯父さんは
外になにやら道具をこしらえて
外に出かけようとしている。
私:「どうしたの?、外危ないんじゃない」
伯父さん:「ちょっと上の墓地までな・・・」
私と従兄弟:「埋まりにいくのw」
伯父さん:「あほんだら、お前らもついて来い」
どうやら軽い土砂崩れが起こったらしい、
山の少し上に墓地があって、その辺で土砂崩れなら、
きっと悲惨な状況なんだろうと思いきや、
どうやら墓地よりさらに少し上、
より山の中心部で土砂崩れが起きたらしい。
私と従兄弟:「それならほっといていいんじゃね、あぶないし」
私と従兄弟:「下手したら私ら埋まって新しい墓地ができるしw」
伯父さん:「まあ、そうもいかん、昔の人たちのお墓があるらしいしの」
まあ、これを聞いて土葬されて
人たちの骨とか流れ出てきたのかな
それをどうにかしなきゃならんのかな。
あと伯父さんは相変わらず優しい人だと思った。
私と従兄弟:「骨片付けるの?」
伯父さん:「土饅頭があるところとはまた別のところだよ」
私と従兄弟:「(ホッ)ところでオヤツどれくらいまで持っててもいいの」
伯父さん:「かまわんよ、でも骨とかよくないものを見るはめになるかもな」
私と従兄弟:「えっ(ツッコミはないんですか)」
かなぁり嫌な感じだったんだが、
しぶしぶついていく事に・・・
墓地を通り越して
さらにご先祖達が眠る場所とはまた別の道なき道を進んだ、
伯父さん「ああ、やっぱり」
伯父さんが指指した箇所は
上から土と一緒に藁でつくった
長いゴザみたいのがずるーと落ちてきていた、
伯父さん:「ありゃない、どこだ」
私と従兄弟:「なに・・モゴモゴ、探しているのモゴゴ」
カールを貪りながら、
懸命にもおじさんを手伝おうとする
伯父さん「墓石」
カール吹いた
やっぱり墓石元の位置に戻すような体力仕事するのね、
山の上からって事は相当しんどいようだ。
そんな心配していると
従兄弟:「ああっ」
伯父さん:「おお、あったあった、やっぱりなあ」
私:「うわぁ、何これ」
見つけた墓石?は木の根元にあった。
伯父さんと一緒に傍までよって確認すると
その墓石には細いなにやら呪文めいたものが書かれた布と、
本来名前がある部分にはえぐられた様な細い穴、
しかも墓石事態がコケまみれだったが、
はっきり赤色なのがわかる。
かなり異様な風体で
もはやカールどころではなかった。
伯父さん:「触るなよ、さぁ帰ろう」
私と従兄弟:「えっ、確認だけ?」
伯父さん:「触りたいの?」
私と従兄弟:「金貰っても嫌です」
このあと、墓地のよこの寺に伯父さんが事情を話していて、
待合室みたいな所でテーブルの上に用意されていたお茶菓子を
従兄弟と貪りつくそうとしていた時、伯父さんが戻ってきた。
私と従兄弟:「帰るの?」
伯父さん:「お前らは今から私と一緒にお払いを受けるんだよ」
茶菓子吹いた
どうやらさっきの墓石?らしきものは
結構たちの悪いものらしい
まあ、覚悟はしていたけど。
で、ここから最悪な事なんだが、
お払いしてくれる人が雨で街から戻ってこれないから
また明日ということになって
軽くひらひらの紙がついたもので
軽く頭をパシパシたたかれるくらいだった。
そして、その夜、蒸し暑い中
客間に布団を敷いて寝ている時でした。
クーラー付けないで網戸にして風を入れて寝ている中、
蚊も耳元を飛び続けたせいで
妙に眠れなくて横になって
今日あった事を少し思い出していると、
耳に当たる風が妙に生暖かくなってきた。
しかも一定の間隔で・・・・
私:「これは風じゃない、人の吐息だ・・・・・・」
耳元の蚊のウザイ羽音も、
人のつぶやき声に変わっていた。
私の後ろの何か:「よくもボソボソボソボソボソな」
とうの私はいわゆる金縛りでうごけない、
でもどんな奴なのかわかる機会はすぐにやってきた。
自分の顔を覗き込むように後ろから密着してきたのだ。
ボロボロの女で顔は、目と目の間、
本来鼻のある部分を含むおでこから
上唇の所までえぐられたような縦型の穴が開いていたのだ。
私:「うっわああああああ」
ああ、そうだ、
あの墓石?見たいな奴そのままじゃないか。
寝ながらにして悲鳴まであげた自分を
伯父さんが起こしてくれました。
伯父さん:「やっぱりいけなかったか」
次の日の夕方、
寺のお払いできる人が戻ってきたので、
一通りの事情を話てお払いを受ける事に・・・・何故か私だけ。
目の前でお坊さんが御札を書き出したお坊さん、
判子のようなものを押した。
それを手でコネルように
ボソボソなにか呟きながら小さい団子にしてしまった。
カプセル薬より一回り大き目のものだ。
そして、自分はどうやら
酒らしきもので満たされた杯をもたされて・・・
和尚「これをそれで飲みなさい」
私「ハイッ!?」
和尚「はやくッ」
しぶしぶそれを酒で飲み干すと、
従兄弟の家に帰された。
その後、伯父さんや従兄弟も仕事があったのでろくに話も出来ず、
その後休みが終わったので、アパートに帰りました。
今も何事もなかったように過ごしていますが、
疑問がいくつかあります。
墓石?が落ちてきているかどうか確認するなら
伯父さんだけで良かったはずなのに、
何故自分や従兄弟まで連れて行かれたのか。
どうして、自分だけお払い受ける事になったのか・・・
お払いを受けた後、
従兄弟が妙によそよそしくなったのが気になります。

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