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「なぞ」って呼んでた遊びがあった

2019/08/08

呼び名は色々あったと思うんだけど、自分のグループでは「なぞ」って呼んでた遊びがあった。
町中のあちこちに『①真後ろに50m進んだ先の電柱を見ろ』みたいな落書きがしてあって、指示通りに進むと次の指示があり、また次の指示・・・って感じで、そのメッセージを辿って行く遊び。
ゴールには宝物があるとか、秘密基地の入り口があるとか言われてた。
(ガチャの景品が包まれてたの見つけた事もあったw)1から始まって、多いのでは100まで続いてるのもあって、指示は油性ペンやチョークで書かれたり、張り紙がしてあったりした。
最初に誰が書いたかなんて知らないし、面白いからか真似して色んな奴が書くものだから、落書きだらけになってたw小学生のイタズラ書きが発端で、そこから発展した遊びだと思うんだけど、1つだけ大人が書いたであろうキレイな字の指示があった。
自分のグループもそれを追うことになったんだけど、詳細は省略wゴールでは、シートが掛けられた車の中に死体がありましたってオチで、流石にそれ以降、この遊びをする子供は居なくなったw学校やら自治体で大きな問題になったからか、落書きは清掃員の人が全部消してしまった。
子供たちの間では、「殺した犯人が落書きを残した~」とか、「実は自殺で、発見してもらうために自分で落書きをした~」とか噂が広まった。
身元不明の死体くらいしか伝わってこなくて、本当に自殺なのか他殺なのかもわからないんだけどね。
怪談ではなく噂話だけど、当時はすごく怖かったw

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