住んだ人が次々と不幸になるという家
2019/08/05
いびり殺されたお嫁さんのたたりで、住んだ人が次々と不幸になるという家を親が相続した。
当時私は失業してひとりで小さい子3人抱えていたので、家賃タダの家は夢の家。
そこへ住むことにした。
古い農家だけあって、古くてごちゃごちゃしたものがたくさんあった。
使えそうなものはより分けて、なんだか分からんようなものは、とりあえず一部屋にまとめておいた。
ある日、外から帰ってきたら、家の周りに人が集まっていたので事情を聞くと、「あなたが留守のあいだに近所の人が子連れで泥棒に入り、車に古いものを積み込んで盗んでいったが、帰りに交通事故を起こして入院した」と聞かされた。
結局いい条件で示談してまとまった。
偶然だかなんだか、私はいびり殺されたお嫁さんの親戚、泥ママはお姑さんと親戚だそうで、お嫁さんの仇討ち+子孫である私にお金を持たせてくれたってことで、地元では話がまとまっている。