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過去に戻っちまったというかなんというか

2019/07/04

過去に戻っちまったというかなんというかの話だが。
高校の時に親から、
「昨日、お前から電話がかかってきた。
○○(住んでるとこ)にもうすぐ到着するから、という電話だった。
声は確かにお前だった」
と言われた事があった。
ありえない。
その時は家にいて寝ていたのだから。
かかってきたのは夜だった。
こういう体験をして月日は経過して、
高校も卒業し専門学校も卒業した。
そして2年前に、
専門学校の同窓会をやるという通知がきたから行ったんだ。
八王子にある某専門学校なんだけど、実に楽しかった。
そして同窓会も終わり、帰るために特急へ乗った。
もう夜になってたんだけど、
その時なぜか猛烈に眠くなったんだ。
疲れていたせいかなと思ったが、
物凄い眠気でガクンッとなった。
その瞬間、眠気が急に無くなってスッキリ。
電車とかに変化はないし、
変な名前の駅に着いたと言う事も無い。
ただ帰宅報告をするため、
乗り換えする駅に到着した時に電話した。
そしたら
『もしもし!』
と、かあちゃんの声が耳に飛び込んできた。
え?と思ったね。
なぜならそん時、かあちゃんは病気で寝たきりになってたから。
出れるわけないんだよ。
おまけに元気な声。
一応、○○だけどと言ったら、
電話の向こうのかあちゃんは、
『○○は寝てるけど・・・誰?ほんと誰?え?え?声は○○?
こんな夜中にどっか出かけてるの?』
と言うから、
「え?俺は八王子の学校の専門学校からの帰りで、
もうすぐ○○に到着するからというのを言うために電話したんだけど、
かあちゃん病気治ったの?」
と言うと、電話の向こうの母ちゃんはますます慌てて、
『え?八王子!?病気?こわいこわいこわいこわい!』
ほんで、ガチャッ プープープー。
なんなんだ?と思ったけど、
乗り換えする電車がきちまったから乗った。
ほんで乗ってる最中、また強烈な眠気。
ガタンゴトンは眠気を誘うんだな。
ほんで今度はガクンっじゃなく、
ガッツリ30分ぐらい寝た。
気がつくと目的地を伝えるアナウンスが流れてたんで、
慌てて起きて目的地の駅に降りて、家にもう一度電話。
そしたら兄貴が出た。
母はどうしてると聞くと、相変わらず寝室で寝てるらしい。
とりあえず兄貴に駅まで迎えに来てもらって、
兄の車の中で例の高校の時の不思議体験を思い出し、
あれって・・・ついさっきの俺!?とかなり動揺した。
過去に数分の間、飛んじまったのかねぇ?

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