回転
2019/06/27
怖くはなかったけど痛かった話。
昨日の夜に無性に炭酸が飲みたくなって、
歩いて10分ぐらいのスーパーにコーラを買いに向かっていた。
そのスーパー行く途中、
左側に家が並んで右側に田んぼがある道があって、
そこだと車通りも少ないから、母に
『欲しいものある?』とかメール打ちながら道路の左側を歩いてた。
そしたら、急に足元に穴が開いたような感じがして派手に転んだ。
穴が開いたというか、階段を上っているときに
『あともう一段』と思っていたら無かったときみたいな、
踏みしめる場所が想像の場所と違ったような感じ。
転んだついでに携帯もすっ飛んだ。
慌ててこけたままの状態でとりあえず携帯を拾って、
壊れてないことと、こけた場所に穴が無いことを確認して、
恥ずかしかったから周りに人がいないか確認していたら、
左側に家、右側に田んぼがあったはずなのに、
左側に田んぼ、右側に家があった。
この時は何を思ったか、
『転んだ拍子に一回転したか』とかバカな事考えてた。
でもそのまま立ち上がろうとした瞬間に、
「やばい、間違った!」
っておじちゃんの声が聞こえて、
膝立ち状態の俺のケツを思いっきり蹴られた。
一瞬身体が浮くぐらい強い蹴りだった。
尾てい骨辺りの痛みに悶絶しながら振り向いたけど、
おじちゃんどころか誰もいなかった。
今思えば怖いけど、この時はケツが痛いし、
早く炭酸飲みたいと思って、そのままスーパーに向かった。
風景はちゃんと左側が家、右側が田んぼだった。
不思議と言えば不思議なんだけど、
転んだ拍子に一回転して、
蹴られてまた一回転したとか言われたら、
そうなのかもしれないと思ってしまう。
でも確かに周りに誰もいなかったし、
隠れる場所もそれこそ田んぼの中ぐらいしかない。
蹴られたことも勘違いかと思えたけど、
風呂場で確認したらケツに痣ができてた。
そんな釈然としない話。