老人育児
2019/05/12
数年前、暴力姑に流産させられて、精神的にキていた私。
事故により数か月寝たきりとなった姑の介護を引き受け、
(舅故人・夫単身赴任)
毎日献身的な『介護』をしたつもりだった。
……いつの間にか『育児』になっていた。
「ちぃちゃん」
と、生まれて来る子につけるはずだった名前を呼び、
「おいちいよ」
と、人肌ミルクを飲ませ、
「ねんねしよっか」
と、お昼寝の時は添い寝して子守歌を歌った。
「ちぃちゃん」
は常に泣きわめくか怯えていたので、つきっきりで『育児』をした。
結果、一か月で姑はボケてしまい、施設入所となった。