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図書館の子が霊になるまで

2019/03/26

前のお話:図書室の子
図書館の子をAさんとして元の話1
Aさんが高校3年の時、
同じグループにBさんという少女がいた。
彼女はおっとりとした性格だが生徒会役員も勤める生徒だった。
Bさんはある日教室でCさんとこっくりさんをやっていた。
AさんはCさんが好きではなかったのと
高校生にもなってこっくりさんもないだろうと近寄らなかったが
素直なBさんは大変感心していた。
Cさんは
「練習すればBさんも一人で交信できるようになる」
とすすめた。
それからBさんは暇さえあれば自動筆記に没頭。
授業中、教師に
「外国の人の霊とお話してる」
と言い出すようにまでなった。
そのうち、学校にぴたりと来なくなった。
Bさんの親からAさんに電話があり、
「家であばれるようになってしまった。ので入院させた」
とのこと。
Bさんはそのまま2学期の大半を欠席、
3学期に出てきた時には抑精神薬を大量に服用しながらの通学となり
内定していた就職は辞退。
Bさんの兄の結婚はとりやめ。
かろうじて卒業した直後に、
18歳で親の言うまま結婚して遠方に引越し
それと同時にBさんの両親も転居
他のクラスメイトはあまり事情をしらないために
自殺未遂で長期欠席、や卒業後自殺と思っているらしい。
それでAさんとBさんの話が混ざったらしい。
Aさんの話その2
図書室じゃなくてその隣の資料室
私がいたときには生徒は立ち入り禁止だけど
Aさんがいた頃は部室として使っていた。
Aさんの後輩(見える人)が卒業した後
「あそこの窓のはじで、おじさんの幽霊がなんども飛び降りる」
と一度Aさんに話した事があるそうで。
「でもね、その後輩がしらない2つ上の先輩と、
その3年あとの後輩にあたる子も同じ事いってたからそうなのかもね」

Aさんの話その3
図書室でトランプゲーム
「うすのろばかまぬけ」
をやっていた。
Aさんはなにか違和感を感じる。
しかしゲームは白熱していたので
そのまま続行していたが違和感は消えない。
手元のカードは4枚で余分カードはない。
Aさんがカードを配る番になったとき、
声にだして確認した。
「わたし、○ちゃん、×ちゃん、□ちゃん」
一人4枚のカードを配り終えた時、
Aさんの手元には4枚のカードが残ってる。
しかし、5人目はいない。
最初からゲームは4人で始めていたのに、
いつのまにかカードは5人分
それではなりたたないはずだけど、
ゲームはなんの滞りもなかった。
その場は
「ま、いっか」
で一人分のカードをぬいてゲーム続行。
それは、Aさんが一年の時の話で
特に誰も話題にしなかったが
↑の話をした時に、後輩が
「時計の下にも人がいるんですよ」
といったそうでAさんは
「ああ、それで」
と納得したらしい。
Aさんの話その4
他にも色々聞いたけど
どれもオチのある話ではないし、
Aさんには何も見えないしあまり気にしないらしい。
「うちの学校いっぱいでるからキリないじゃない」

「一番怖いのはね、私の文集が図書室のどこかにあるって話」
何故かときくと
「文集じゃなくて、15歳の時に書いたキャ○テン翼の801小説同人誌なの」

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