家に泥棒が入った
2019/03/14
小学校低学年の時に家に泥棒が入って、
自分の部屋とかぐちゃぐちゃにされてて、
すごく怖かったのね。
で、そのとき2日ほど学校休んだんだよ。
とにかく怖くなっちゃって、一人でいられなかったもの。
3日目に学校にいったんだけど、
その時、自分のことを友達たちの前で話して質問を受ける、
っていうディスカッションの真似事みたいなことを、
朝夕のホームルームでしてたのね。
その日が、ちょうど自分の話す日だったわけ。
でも自分としては、泥棒に入られたこととか思い出すのも怖くて、
話したくなかったから、
全然関係ない、割とどうでもいい話をしたんだよ。
話し終わったら先生が、
「○○くん、おうちに泥棒が入った話をなんでしないの?」
とか言われて、
「しなさい」
とか、追い打ちをかけてくるわけ。
もう本当に話したくなくて、目に涙こらえながら話したのを覚えてる。
話し終わった後、まわりの友達が気を使ってくれて、
「先生。したくない話をさせるのはひどいと思います」
とか次々に言ってくれたのが、うれしかったなぁ。
でも、その時の先生の顔がすごく怖かった。
口元はうっすら笑ってて、眼は死んだみたいな目してるの。
普段はやさしい先生だったのに、
どうしてあの時だけあんなだったんだろうか。