消えた3万円
2019/01/25
高校生2年生の春、
私はバイト代約3万円を机の上に置いたまま学校に行った。
学校まで片道1時間半。
高校を出たのが16時頃なので、
家に帰ったのが18時前だったと思う。
帰ってみると、
朝机に置いておいたはずの3万円が無くなっている。
とりあえず家族に聞いてみるが、
みんな「知らない」の一点張り。
誰かが嘘をついてるんだろうなぁ。
まぁ、一番悪いのはお金を置きっぱなしにしていた
自分かもしれないな。
と思いながら、その日は少しだけ勉強して23時頃に寝た。
次の日、朝6時頃に目が覚め、7時頃に家を出て学校へ
それから半年後、警察官二人と一人の男がうちへやってきたらしい。
私はその場にいなかったので。
(対応した祖母が聞いた会話で、内容は大体↓の通り)
警察:お宅でお金がなくなった事がありませんでしたか?
祖母:さぁ、ちょっとわからないんですが。
警察:こないだ捕まえた男がお宅で盗みを働いたと自供しているので。
祖母:そういえば孫が春頃に「お金が無くなった」と言ってましたが。
警察:多分それですね
と言う感じ(祖母から聞いた話で、詳細はわからない)だったらしい。
その後詳しく聞いた話では、
男が金に困る
→今の所持金で電車で行ける所まで行って泥棒しよう
→たまたまうちが目に付いた
→俺の部屋へ
→3万円発見!
→俺が帰宅
→泥棒焦る
→隣の部屋(物置)へ逃げ込む
→泥棒、逃げるに逃げられない
→朝、誰もいなくなったのを確認して逃げる
→別件で捕まる
→自供
という感じらしい。
壁一枚隔てた隣の部屋に一晩泥棒がいたってのを後から知って、
ずっと((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルだった