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もうひとりの共有者

2018/08/08

これは俺が中学の時の話なんですが…
10時ごろ、学校(旧館木造校舎)に友人2名と忍び込んだ。
3階の廊下をギシギシ歩いていたら、廊下の向こう(反対側)のほうから「く8rしきt~~~」と奇声を出しながら【何か】が走ってくるのがわかった。
真っ暗で見えないが、ドカドカ走ってくる。
「逃げよ逃げよ!」つって、そろそろと引き返し始めた。
程なくして外の明かり(街頭?)に照らされてソイツは姿を見せた。
白い着物を着て髪を振り乱しながらものすごい勢いで走ってくる女。
相変わらず奇声。
「ういkcるぇうjxcるえ5?!」
「うわぁぁぁぁああぁぁ??!!!!」死に物狂いで俺たちは逃げた。
階段なんてひとっとび <マジで。あの時は必死だった。
校舎を脱出した後、散り散りになってそのまま帰宅。
結局、先生にも話せず仕舞い。
未だに謎。
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実はさっき、その事件(?)を共有した悪友と電話で話してたんですが、俺とソイツ、二人ともあと最後の、「もうひとりの共有者」が思い出せないんですよ。
たしかにあの時は3人だったはず。
なのに、その最後のひとりがどうしても思い出せない。
顔は覚えてますが、名前が出てこない。
アルバム引っ張ってきても、ピンとくるヤツがイナイ…引っ越したのかもしれないが。
とにかく、その3人目とのその事件(?)以外の思い出が無いんですよ。
「もしかしたら、俺たち2人だったのかもな。」
「いや、じゃああそこで門を見張ってる役がいなくなる…3人じゃないと無理」
とか、つじつまが合わない事が多いので、「記憶違い」で電話を切りました。

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