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〇〇駅にむかって

2018/06/29

中3の時のお話
高校受験もあり、遊べるのが最後の夏休み
なんかイベントをしようと皆で考えたあげく、車持ちの先輩に頼んで心霊スポットに行く事になった。
場所は地元(札幌)から少し離れた支笏湖にある廃ホテル
メンツは漏れ、友達、先輩そして先輩の彼女とその女友達(A、B)2人。合わせて6人
漏れと友人は年上の女と遊ぶ機会などなく、めくるめく夜のドラマを期待してますたw
期待するような事は何一つ無く、順調に目的地に到着( ´_ゝ`)
すでに深夜一時を過ぎており、あたりは真っ暗・・・・・・
先輩「確かなーあっちだっけ?」
頼りない言葉で皆を誘導しつつ、徒歩で林の中へ・・・
よーく目をこらすと、奥の方に建物が・・・(((((;゜Д゜)ガクガクブルブル
ええかっこしいの漏れと友達は、一番乗りで潜入!
そこはホールのような場所だった、足元にはは枯葉や草、ゴミなどで埋め尽くされていて
「え。。べつに。。。怖くないじゃないっすか」
と先輩を煽ろうとした瞬間上から人の声が・・・しかも若い女・・・・・・
先輩「あ、アオカンか!?説教してやる!」
と、歩き出した時後からドサッっと何かが落ちたような音
皆で振り返ると一人の女の子(A)が倒れている・・・・
これはマズイって事で車まで運び、家まで送ることになった
30分くらい経った頃だろうか、急にAが目を覚ました
先輩「おいおい、大丈夫かー?」
先輩の彼女「具合悪かったならもっと早く言ってくれればいいのにー」
彼女の友達B「そうだよ~気使ってたの?」
など声をかけても、なんの返事もない・・・
顔を覗きこむと、ものすごい目が血走ってる。
しかも口の周りヨダレびちゃびちゃ
ウヒャー絶対憑かれてるコレ(・∀・)
皆がそう思った
「西区の〇〇駅にむかって!!!!!」
車内なのでもっと小さい声でいいですよ。って思う程大きな声でAさんが叫んだ
先輩「ってかお前の家東区じゃん?何しにいくの・・・?」
Aさん「もう旦那刑期終えて帰ってるころだから・・・・・・・」
詳しい話しを聞くとどうやら婚前旅行でホテルにきたが、そこで旦那に殺された人が憑いてしまったらしい
いっこうに出ていく気配がなく、段々命令口調になってくAさん
ヤヴァイと思った先輩が学校の仏教担当の先生に電話(こーゆう時のために携帯の番号聞いてたらしいw
漏れや友達は
「絶対出るわけないっすよー」
等言ってましたがワンコールで出ました(;´Д`)
その先生曰く虫のしらせみたいなもんがあったらしい。。
結局先生の自宅(寺)に連れて行ったんだけど、その時Aさんは白目&痙攣状態・・・
先生「お前等!この子死ぬかもしれんぞ!!!はよ親に電話してこい!!!」
言われた通りに家に電話するもイタ電だと思われ二回ほど切られる(ノд-。)
結局先生に電話してもらい、向こうの親も半泣きで寺に到着・・・・
なんとかお払いをして、大事にはいたらなかったものの2時間ほど説教をうけますた
Aさんは数日前に彼氏にふられたばかりで、そこで思念と言うか波長があって憑かれたらしいです

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