「警察」一覧 (1015件)|50ページ

封印された記憶

2018/12/18

記憶を無くした人間はふいに記憶を取り戻した時、記憶をなくす直前の行動をとる。この文を読んだ時、俺はあることを思い出した。先輩は8才の夏、一ヵ月ほど行方不明になった。誘拐されたと思った先輩の親は、警察に捜索願いを出した。一ヵ月後、先輩は警察に保護された。が、先…

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立ち会ってくれないかしら

2018/12/18

私の昔話。若い時金が無くて凄いぼろアパートに住んでました。入り口の脇に小さな台所が付いていて、トイレは共同でした。トイレに行くのに他の部屋の前を三つ過ぎて行かなければならず、他の部屋の台所の小窓が開いていると、他の住人と顔を会わせる事もあるような建物でした。アパートと言う…

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奴さん

2018/12/18

私の幼なじみSの話です。それはSが小学生だった頃・・・Sは早くに父を亡くし、母と二人で暮らしていた。その頃母には新しい恋人ができており、たびたびSの家に来ていた。母はSが学校から帰ってくると、千円札を渡し、「暗くなったら帰ってきなさい」と言い、家を追い出してしまった…

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大きな溜池

2018/12/18

小学校の時、家の近所に心霊スポットがあった。一方通行の細い畦道なのだが、特定の時間にその場所を車で通ると、後部座席に何か乗ってくるそうだ。俺はその真偽が知りたく、近所の中の良いおじさん(といっても20代ソコソコか?)に頼んでそこに連れて行ってもらった。特定の時間とい…

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燃える車

2018/12/17

母の若い頃の話で、怖い(というか危なかった)のがある。母は四、五年ぐらい前までタバコ吸ってたんだが、二十歳前位に乗ってたのが中古の高級車らしくて、結構車が好きで、中古でその高級車(名前忘れた)見て安かったから、ばあちゃんに言って頑張って買ったらしい。買ってすぐに助手席…

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びょう

2018/12/17

これは小学校の頃、私と両親の3人で父方のおじいちゃんおばあちゃんに会いに行った時の事です。おじいちゃんたちの住む実家は随分と山奥にあって、TVも電話も無く、隣家に行くまでに歩いて十分ほどかかってしまうほどの田舎でしたが毎年夏になるととても緑が綺麗で私は大好きでした。と…

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探偵クラブ

2018/12/16

小学校4年生の時の事。いつものように登校すると、みんなが騒いでいた。夜間に侵入者が入り、兎小屋の兎がみんな殺されたのだった。兎の頭だけが5つ、飼育小屋に並べて置いてあった。当時はよくあった事件だったので、ついに来たかと、悲しいながらも冷静な気持ちだった。先生達が…

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葬儀屋

2018/12/16

札幌で老舗の葬儀屋Aの4代目のNさんの話し・・・。葬儀屋Aは老舗の葬儀屋さんで、札幌市とある契約をしています。それは、顔が潰れて身元の解らない遺体が出たときに回収して、腐乱がヒドイ場合は札幌市の依頼で火葬を先に済ませるという契約です。市の事業なので金には成らないが先代か…

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障子をつつくもの

2018/12/15

中2の時の話かな。うちの庭に1.5メートルぐらいの木があって、それが成長してきて邪魔になってきたから切ったんだ。その時は特に何も感じなかったんだけど、その日の夜に2階で寝てたら1階で寝てた母親が「○○!○○!(俺の名前)」って叫んでるの。それで(うぜーな)とか思いな…

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木箱入りのそうめん

2018/12/14

今から8年前、私が商事会社で働いていた時の事です。トイレにしゃがんでいたら、足下にザウルスが落ちていました。拾ってみると、直属の部長のものでした。電源が入ったままになっていたので、つい表示画面の内容を読んでしまいました。そこには、専務の不正が克明に記されていました。…

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箱の中の少女

2018/12/14

十年以上前の話です。当時、私の祖父は腕の良い建具職人でした。私はそんな祖父の仕事ぶりを眺めるのが好きで、よく仕事場に出入りしていました。その日、私はいつものように祖父の家を訪れ、落ちている木ぎれを拾って遊んでいました。目の前で、祖父が作業台の前に座って黙々と仕事をして…

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七人坊主

2018/12/14

昔見た本からある島で働いてた、Aさん。その日仕事が遅くなり海沿いの道で車を走らせていた。外は小雨ガパラパラと降り、海は黒くうねっていた。しばらく走っていると、目の前に光が。どうやら工事をしているらしい。「まいったな。家に帰るにはこの道が一番近いのに・・」と思って、工…

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ケイ

2018/12/14

ある若い女性の話。彼女は1年前に夫と結婚して妊娠中であった。田舎へ帰省するため、夫が運転する車で山道を走っていた。渋滞につかまってしまい、夜遅くなってしまった。細い道を急いで走っていると、いきなり目の前に黒いものが現れ、衝撃とともに彼女は気を失った。意識をとり戻…

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