電話の音
2019/05/03
1998年、草野正人さん(仮名・35歳)は転職し、会社の与えてくれたマンションに一家3人で越してきた。かなり年数の経った建物だったが、3人が満ち足りて暮らすには十分なものだった。このマンションの異変に始めに気付いたのは、妻の晴枝さん(仮名・33歳)だった。毎日午後2時にな…
2019/05/03
1998年、草野正人さん(仮名・35歳)は転職し、会社の与えてくれたマンションに一家3人で越してきた。かなり年数の経った建物だったが、3人が満ち足りて暮らすには十分なものだった。このマンションの異変に始めに気付いたのは、妻の晴枝さん(仮名・33歳)だった。毎日午後2時にな…
2019/04/29
バスの運転手をしていて、その日は東京から京都まで夜行便の運転だった。運転手は2人で、途中で交代をする。深夜の高速をひた走っていると、前方にバスを見つけた。バスは一般道を走る路線バスタイプで、高速を走る観光バスタイプではなかった。おっ!路線タイプが走ってるなんて珍しい!…
2019/04/10
よくある話なんだろうけど、実際に体験してみたら奇妙なことだった。十数年前になるけど、仕事で現場監督やってて、工事現場の現場写真撮ってた。先輩のKさんの作業しているところを写真に撮ってその日に現像。次の日の夕方、写真整理しながら、その作業中のKさんの写真、足がない。…
2019/04/09
私が3年前に体験した話なんですけど私は安い一戸建てを見つけそこに住むことにしました。最初は快適だったのですが日がたつにつれて妙な事に気づきました。私が1階にいるとき上でボソボソと話し声が聞こえるのです。2階に行って見るんですけど一人暮らしなのでだれもいません。足音が聞こ…
2019/04/06
遺体警察自殺自転車心霊生首駐車場廃墟悲鳴包丁予感血だらけいたずら大学生
大学生の頃、友人3人(A,B,C)とCの家の近くにある有名な心霊スポットに胆試しに行くことになった。その心霊スポットとはある画家の廃墟になったアトリエでした。なんでも、うまく絵がかけなくて、気が狂って自殺したそうです。午後8時に現地(廃墟の隣にある駐車場)集合するこ…
2019/04/05
大晦日にダチと年越しツーリング行った時の体験地元の峠に走りに行くんで22時に俺の近くのコンビニで待ち合わせ早く付いた俺はコンビニで立ち読みしてダチが来るのを待っていた。んで、ダチが到着。だがいきなりダチが訪ねてきた。「お前女連れてきた?」俺「はあ?」女って・・…
2019/03/30
遺体学校恐怖自殺蛇首吊り体験病院不思議布団風呂霊感予知血だらけ高速道路テープ
今じゃ霊感ゼロの俺だけど、小学校4年生の頃だけ立て続けに霊体験をして参ってた。林業を営んでた叔父は、仲間が切った大木が顔に直撃して亡くなったんだが俺はその瞬間を前日に夢で見てた。その情景やら大騒ぎする仲間やら、叔父の血だらけの顔がみるみる膨張していく様子やら、救急車…
2019/03/25
ベランダマンション会社警察自殺笑い声着信電話入院犯人布団血だらけ
友達(以下M)の話。実話だからいくらかぼかして書くよ。俺達が務める会社にバイトの女の子(以下A)が入ってきた。助平な社長がルックスで採用しただけあって、そりゃあかわいい子だった。しかも仕事はカンペキで、よく気が利くうえに控えめキャラときたから、男共が放っておく訳がな…
2019/03/22
俺は自分の部屋に小さい冷蔵庫があって、前のやつは長い間使っていたけど、こないだ買い換えた。俺はメロンパンが好きで(しかも冷やすとウマイ)、買い換えた今の冷蔵庫にも必ず一個はストックしてる。もちろん、買い換える前の冷蔵庫でもそうしてた。ちょうど1年位前かな。メロンパンの…
2019/03/21
僕は都内の安アパートに住んでいます。でも、時々息抜きというか、ちょっとした旅行気分を味わうために近くのシティホテルに泊まります。今回お話しするのは、池袋のホテルに泊まったときに起こった身の毛もよだつ体験です。僕は、駅前の大きな本屋で小説を買い、そのホテルに入りまし…
2019/03/20
僕がまだ六歳ぐらいのときの話。それまで市街地に住んでたんだけど、小学校へあがる春に緑の多い郊外に引っ越したんだ。近所には田圃や畑があって、兼業農家をやってる地元の人が多い。そんなのどかな環境の町はずれにある新興住宅に、僕ら家族は移ってきた。慣れないこともあったけど…
2019/03/18
ヤンキーレストラン階段恐怖体験廃墟霊感霊能者血だらけ暗闇遊園地
俺の友人で廃虚マニアな奴がいた。「廃虚に行こうぜ、車でさ」奴(A)は、いきなりそう言って家に来た。「俺恐いの嫌なんだよ」「だーい丈夫だって、恐かねえから」「ウソくせー」そう言いながらもついAの口車に乗ってしまった俺。Aの車に乗ると「来た来た、来ましたねえ」と別…
2019/03/12
私が高校生のころ、父が癌で死んだ。私が幼い頃、父はいい意味でも悪い意味でも私を一人の人間として扱ってくれた。幼かった私にはできないことが多く、父をその度に怒らせた。役立たずとよく言われた。私は父と性格が似ているらしく、父は私を責めるというより私を通して自分を責めているら…