死角
2019/01/25
意外とオカルト好きだった死んだ爺ちゃんから聞いた話。コタツに入りながら聞いたことを、自分なりにかいつまんで書いてみる。「人には隙っちゅうか、見えない死角ってあるやろ。お前も経験あるやろ、風呂で頭洗ってて背後がふっと気になるよやろ?死角(霊的死角?)ができんねん。そんと…
2019/01/25
意外とオカルト好きだった死んだ爺ちゃんから聞いた話。コタツに入りながら聞いたことを、自分なりにかいつまんで書いてみる。「人には隙っちゅうか、見えない死角ってあるやろ。お前も経験あるやろ、風呂で頭洗ってて背後がふっと気になるよやろ?死角(霊的死角?)ができんねん。そんと…
2019/01/24
私が中学の頃に体験したマジ怖かった体験。久々に思い出したので書いてみます。中学の頃、夏に小中学生向けの喘息持ちの子だけが参加する通称「喘息キャンプ」ってのに参加してたんだけどそのキャンプ場ってのが大分の九重山にあって結構曰く付きだったりするところだった。キャンプ自体は…
2019/01/21
友人から聞いた話。長文です。昔、いきつけの喫茶店があった。おしゃれでもなんでもない普通のどこにでもある喫茶店。でもマスターの人柄がよく、お店の中には穏やかな空気がいつも溢れていたから、癒されたい時とか、ほっと気持ちを落ち着けたい時には、少し遠かったけれど通っていたらし…
2019/01/12
パニック階段学校恐怖自殺蛇呪い笑い声足音体験不思議幽霊屋上不気味怪談
私が小6のときの話。私が通っていた学校は創立100年を超した、そこそこに歴史ある学校だった。今は新しい校舎になってしまっているが、私が通っていた当時の校舎は築50年は経っていそうな古い校舎だった。で、他の学校に漏れず、私の学校にも七不思議っていうかまぁ、3つほどの…
2019/01/12
普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理してる。まだ学生だった頃、友人と旅に出た。たしか後期試験の後だ…
2019/01/11
私は全くの霊感ゼロ、その手のものは何も見えないし感じません。それでも取り敢えずはヤバ気なモノや場所には触らない、近づかない、と、最低限の自衛はしているつもりです。何らかの理由があるからタブーになるのでしょうし。家族では母が同じく見えない人で、更にこの人、性格が超アバ…
2019/01/09
俺が中学生の頃だから、随分昔の話だ。当時はスキャン機材とか普及してなかったろうから、俺の住んでた田舎では奇妙な風貌の人をワリと良く見かけた。俺の家から中学までの通学路に、鬱蒼と繁った木々に囲まれたボロアパートが建っていた。そこはどうやら奇妙な風貌の人達が住んでいる所らしか…
2019/01/08
パニックマンション金縛り蛇体験不思議布団リフォーム空耳大学生
俺が大学に入って一人暮らし始めたころの話。六畳一間の1Kタイプ、ユニットバスで台所は玄関横っていうありふれた学生向けのワンルームマンションでした。築10年くらいだったかな。古くて、隣のビルとも近接してて、部屋の中は暗かったけど、リフォームされててまぁまぁ綺麗だったか…
2019/01/02
小学校の頃、俺はそんなに友人が多い訳でもなく、どちらかというと一人でいる事の方が多かった。そんな数少ない友人の一人にT君がいた。俺の住んでいた土地は、市街地から電車でトンネルを二つ抜け、陸橋を渡ったところの山の合間にあった。田んぼと山と川ばかりの何もない所だ。そんな場…
2019/01/02
先日、とあるこじんまりとした旅館に泊まった。少し不便なところにあるので訪れる人も少なく、静かなのが気に入った。スタッフは気が利くし、庭も綺麗、部屋も清潔。文句なしの優良旅館だ。山の中にあるため夜遊びする場所もなく、日付が変わるころには旅館の中は静まり返っていた。早めに…
2018/12/30
トイレマンション怨念学校空き地公園事故蛇人形病院病気不思議霊能者祟り恨み葬式工事病死海
ある新興住宅地で起こった出来事です。そこはバブル期初期に計画ができ、既存の鉄道路線に新駅を作り、広大な農地を住宅地へと造りかえて、駅の近辺には高層マンションやショッピングモールなどできるはずでした。しかし、そのうちバブルもはじけてしまい、新駅を中心に住宅こそそれなり…
2018/12/27
今はもうあまりないんだが、10代のころは時おり妙なものが見えることがあった。なかでも複数回見ているモノが以下に書く奇妙なもの。最初に見たのは学生時代の友人Mのアパート。友人が実家からでて引っ越してきたばかりのそのアパートは築何十年とかで見た目にもいかにもなオンボロアパ…
2018/12/26
これ小学校5年の時の話。当時町外れに古びた館があってそこに仙人みたいなじいさんが住んでいて、俺たちは「屍伯爵」と呼んでいた。ある夏の日、俺と友達の亜と異の3人で、伯爵の館に探検に行くことにした。あの広い館で半死人みたいなじいさんが何をしているのか前々から興味があっ…