押入れの右下
2019/03/24
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれてい…
2019/03/24
5年前の夏、祖母の家で起こったこと。祖母は少々偏屈で父がいくらウチで一緒に暮そうと言っても聞かなかった。それも理由があってのことだったらしいと後からわかったのだが。その祖母なのだが、物が捨てられないタチで家には物があふれ、収納できるところにはそれらが詰め込まれてい…
2019/03/23
怖いよりも、ちょっとお笑い入ってる私の体験談。子供の頃夜にトイレに起きた時、庭に男の人が立っているのを発見。「ギャー不審者ー!!」と両親を叩き起こすと、母親は冷静に「坊主で軍服?」と聞いてきた。あ、確かにそうかも。そこで幽霊だった事に気づく。すると父親が「ま…
2019/03/22
法事で実家に帰った時、叔父と二人で飲んでいたら、この家にも昔は変な習慣があったんだよって、酔っ払いながら教えてくれた。それと関係あるのかわかりませんが、うちの家系は祖母が言うには、領主様から一定の地域の生殺与奪の権利が与えられてる家だったみたいです。叔父が言う儀式です…
2019/03/21
私が以前住んでいた家の真横に樹齢何十年というほどの大きな椎の木がありました。我が家の裏に住む住人の所有物であったのですが、我が家はその木のおかげで大変迷惑をこうむっていたのです。というのも、秋頃になると大量の枯葉が我が家の庭先に撒き散らされるのはもとより、樹齢何十年という…
2019/03/20
私の妹が体験した話を書かせて頂きます。以前、海へキャンプへ行ったときのことです。そこは自然のビーチで、近くにはお手洗い等がなくお手洗いに行きたいときは少し離れた港まで車に乗って行っていました。夜中のことです。寝ている途中で目が覚めた祖母がお手洗いに行きたいというの…
2019/03/19
家の父方の家系は『見える』人達が多い。祖母も見える人だったそうだし、親父もぼんやりと見える時があるそうな。でも一番強く力があるのはおれの妹っぽい。こいつは中学の時にいきなり『見える』側の人間になっちまったんだが、今日はその時の話をしよう。ちなみに、「その時」妹を迎え…
2019/03/19
私はお婆ちゃん子でした。両親が共働きでしたし、一緒の家に住んでいたので私は小さい頃から祖母にはずいぶんと甘えましたし・・・祖母も孫の中で私が一番可愛いと二人きりになった時にはよく言ってくれました。しかし人には必ず寿命があり、どんなに大切な人にもいつかは必ず死が訪れます…
2019/03/17
階段学校笑い声足音髪の毛悲鳴秘密基地布団風呂話し声お盆天井祖母夏休みテレビ
私は仰向けで寝ることが出来ません。修学旅行で友人達と一緒に寝たときなど「苦しくないの?」とうつぶせで寝ている私は聞かれたりしました。うつぶせで寝ると顔の骨が歪んだり、心臓に負担がかかってしまうとテレビなどで聞いたこともあります。でも、私はあの日以来天井を向いて寝る…
2019/03/17
小さい頃からずっと「我が家には蛇の守り神様がいるんだよ」って言われて育った。その蛇ってのは、3m位あるでかいのと、一回り小さいやつの2匹。蔵の中に住んでるらしいんだけど、「この家で一生を過ごす女性の前にしか姿を表さない」って話だから実際信じてなかった。数年前仕事の…
2019/03/16
昔、近所に『アラキさん』と呼ばれるおばあさんが住んでいた。祖母曰く「神様の手を借りている」方で、不思議な力を持っているという話だった。今思うと荒唐無稽な話だが、当時幼かった自分は特に疑問を持たず、自然に受け入れていたように思う。背中を悪くしていた祖母はよくアラキさんを…
2019/03/15
現実的な説明はつける事ができる話で、ほんのりと怖い話なのではないかと思います。今から5年前の11月、私が大学4年生の時の事です。祖母が病気で入院しており、助からないかもしれないという時期でした。卒業に必要な単位の取得、就職活動も終えた私は実家に戻り、祖母の入院中の身の回…
2019/03/15
建替えた持家と、一時住んだ借家の話。子供の頃、あちこちガタのきた古くて狭い木造家屋に住んでいた。隣に土地を買えたので、そのボロ家を潰してちょっと広い家を新築することになった。さぁこれからって時に祖母が病気になり、半年後に亡くなった。家の建替え費用から数百万が治療費や葬儀…
2019/03/11
悪霊怨念会社学校奇妙恐怖警察犬自殺自転車心霊葬儀悲鳴病院不思議布団幽霊霊能者中学生着物天井祖母
私は、ずっと母親と二人で暮らしてきた。父親は自分が生まれてすぐにいなくなった、と母親に聞いた。祖父や祖母、親戚などに会ったことはない。そんなものだと思っていた。それが異常な境遇だということに気付いたのは、ずっと後になってからのことだった。いつ頃のものかはわからないが、姉が…