サヨちゃん
2018/11/13
俺は小学校に入るまでは広島の田舎の方に住んでいた。その時に知り合い(仲良しではない)だった、「サヨちゃん」の話をしよう。俺の母方の実家は見渡す限り畑ばかりのド田舎で幼稚園も保育園も無く、俺は母親と祖母とともに家で遊んでは父親の帰りを待っている毎日で、退屈しきっていた。…
2018/11/13
俺は小学校に入るまでは広島の田舎の方に住んでいた。その時に知り合い(仲良しではない)だった、「サヨちゃん」の話をしよう。俺の母方の実家は見渡す限り畑ばかりのド田舎で幼稚園も保育園も無く、俺は母親と祖母とともに家で遊んでは父親の帰りを待っている毎日で、退屈しきっていた。…
2018/11/13
今からする話は、うちのおばぁちゃんが昔体験した事です。あらかじめ言っておきますが、多少セリフに脚色をつけていますがすべて実話です。蝉がうるさく鳴き風鈴が心地よく鳴る中学三年の夏休み。周りは受験勉強だの家族旅行だので遊ぶ友達もいなかった僕は何もせず、まったりと家でかき氷を…
2018/11/12
4,5歳の頃、家のすぐ近所で知らないおばあさんに、「さゆりちゃん!大きくなったねぇ」と話しかけられた。私の名前はさゆりじゃないので「ちがうよ」と言い返し、おばあちゃんから離れた。そして中学校に上がるまで、忘れた頃に知らないおばあちゃんに「さゆりちゃん」と話しかけ…
2018/11/12
父の実家がド田舎にあるボロ寺。で、子供の頃、夏休みに遊びに行ったときの話。私たち兄弟(姉・兄・私)と従兄妹(兄・妹)は、夏の間中おみど(御御堂=お堂ね)で座布団投げやかくれんぼを毎日のようにしていた。ある夜、いつものようにかくれんぼをしていた。鬼は姉で、一番年下…
2018/11/12
実家に帰るため、夜中の高速を運転してた時の話。お盆が終わってからだったから、Uターンラッシュとは期間がズレててスイスイ行けた。田舎だからたまに一車線になって対向車もすぐ横を通るような道がたくさんあるんだけど、そういう道のパーキングエリアはしょぼい。駐車場と便所と電…
2018/11/11
『お化けトンネル』ってのが近くにある。夜中に友達三人と遊んでいる時に、そこへ今から行こうという話になった。俺は数日前に行ったばかりだったので気乗りしなかったが、AとBが盛り上がってるので、仕方無し行く事に。やがてT字路に差し掛かり、左へ行けば目的のお化けトンネル。し…
2018/11/11
俺は地元から出て、チョイ田舎に住んでたんだ。で、家借りる時、不動産屋があまり勧めないアパートを借りたんだよね。借りる時、『何かでるんですか?』とか色々聞いたんだけどそういうのでは無いと言われて借りました。住めば都と、結構快適でいい生活でした。住んで3ヶ月位たったある日の事。変…
2018/11/09
すんげえ昔の話、雑文すまん。オレが子供の頃の話。お盆の頃だった思う。オレはひとりで祖父母んちに遊びに来てた。祖父母んちってど田舎なんだけど、そのど田舎さが子供のオレには最高に楽しかった。じいちゃんが釣った魚が入ってる魚籠を眺めたり、川で初めて見たウナギに興奮したり、…
2018/11/08
北関東の田舎の、あるお寺のお坊様から聞いたお話。「即身仏はなぜ尊いとされたのでしょうか」と、その寺のお坊様は私に尋ねました。「それは『餓え』という生命全てが持つ生存欲を意志の力で越えていく行為ゆえです。大乗仏教では個人的な苦行は否定されていますが、即身仏のみ、自らの…
2018/11/07
俺のじいちゃんが住んでた田舎の実家には、結構でかい倉が2つある。家自体もそこそこ大きいんだが、そのうちの倉の一つは、俺が田舎に住んでた小学生くらいまでの時に、なんども中に入って遊んでた。中はなんかの農作業器具だの米袋だの、色々置いてあったりしたけど、別に普通の物置…
2018/11/07
キャンプベランダ呪い体験田舎電話都会布団女の声アパート夏休み
東京の大学に通うために一人暮らしをしていたときに体験したこと3F建てのアパートの東の角部屋に入居することになった築年数も浅いしなにより安いのと角部屋っていうのに惹かれたバイトも近くの飲食店でバイトが決まったしはじめての一人暮らしというのもあって大学→バイトと忙しい…
2018/11/05
十数年前の話。夕方、田舎の一本道を車で走ってると、前からシベリアン・ハスキーがトコトコ走ってきた。その頃、ハスキーはいわゆる流行りの犬種で多く飼われていたけど、ハンパない運動量が必要な犬なので、持て余した飼い主が捨てたり、犬の方が飼い主に見切りつけて脱走って話がよくあ…
2018/11/05
小さい頃、妖怪の類が大好きで田舎の祖父の家に帰った時は、大喜びで妖怪が出そうな田んぼとか、山とか探し回ってた。8才くらいの時だし、小さい子が1人で出歩くのは危ないってので祖父も一緒に着いてきてた。ある日、いつものように夜の9時頃祖父と山のあぜ道を歩いてた。「妖怪い…