部屋に入ろうとするヤツ
2019/02/21
これは俺が大学一年の五月の話。親しいヤツにしか話した事がないんだが・・・地方から出てきて、大学に入り一ヶ月くらい。まだ殆ど友達もおらず、授業が終わると即効でアパートに帰ってた。とまぁ、ここまではよくある話。ある日の夕方、チャイムも鳴らさず俺の部屋に入ろうとするヤ…
2019/02/21
これは俺が大学一年の五月の話。親しいヤツにしか話した事がないんだが・・・地方から出てきて、大学に入り一ヶ月くらい。まだ殆ど友達もおらず、授業が終わると即効でアパートに帰ってた。とまぁ、ここまではよくある話。ある日の夕方、チャイムも鳴らさず俺の部屋に入ろうとするヤ…
2019/02/20
皆さんこたつに入って寝てしまったことはありませんか?自分はよくあります。まあ、それに関係した話です。その時は確か冬。こたつの中で寝てしまった自分を、家族はそのままにして各々寝床についていました。疲れて寝てしまったとはいえ、半端な時間に寝れば起きるのも半端になります。…
2019/02/20
ある夏の夜のこと。僕は夏休みを満喫していた。宿題も半分以上終わり、リビングでテレビを見てくつろいでいた。ふと、時計を見ると7時。「はらへったな。早く帰ってこないかな。」と思ったとき、丁度親が帰ってきた。母は荷物をテーブルの上におろし、それと同時に一体のこけしを置い…
2019/02/19
※蜘蛛が嫌い、もしくは想像力が豊かで気持ち悪いのが苦手な人は読まない方が良いかと思います。私は蜘蛛が大嫌いです。それこそ洒落にならない程の恐怖を感じます。何故でしょうか。これは、小学校に上がる前の話です。兵庫県のSというところにあるマンションに住んでいました。マンショ…
2019/02/18
こたつでぽ~っとしてついつい寝てしまいました。ふと目が醒めると電気は消え真っ暗になっていました。こたつ布団に肩まで入った状態で寝ていたため出ようともがくとすねに何か当りました。足です。そう言えば、くだらないテレビを妹と一緒に見ていたんだ。一気に腹筋に力を入れて起きあがり…
2019/02/18
中学生の頃の話。俺は授業中にいつも机にうつぶせになって寝ているのだが、時折その状態の時に「周囲の風景が360度見渡せる状態」になることがある。体中が目になっているようなもので、まあそれも夢だろうと言われればそれまでなのだが。ところがその状態の時はどうも霊に対して弱い…
2019/02/18
荷物を片付けるため、夏の暑い日に久々に母方の祖父の家を訪ねた。といってもその家はすでに誰も住んでおらず、私一人だけでの作業であり、無駄に広い家の為、なかなかはかどらずにいた。中でもこの家で一番広い部屋には大きな仏壇が置いてあった。長い間手入れをしていなかった為、埃まみれであっ…
2019/02/17
コンビニ階段金縛り足音体験電話白い服布団聞いた話話し声お札アパート
大学時代に友人(体験者)から聞いた話です大学からの帰り道に私はその友人と、何処かで呑もうということになり、友人宅の近くの居酒屋に二人で呑みに行きました。大学での事などを話したりして、だんだんと話しも盛り上がってきて、更に友人の家で呑み直そうということになり、友人宅に向かいまし…
2019/02/17
私の実家は、戦後まもなく祖父が人から買ったもので、随分と古い家だった。普段は箪笥などが置いてある6畳間には広い押し入れがあり、ストーブや扇風機、客用の布団や衣装ケースなどが納められていた。幼い頃、悪さした時などは良くそこへ閉じ込められたものだった。最初の頃は、暗闇の恐怖と…
2019/02/16
俺が高校の時の話田舎住まいなので通学するときにはいつも田んぼの脇道を通っていた。その日も家に帰る為、いつものように田んぼの脇道をカエルの鳴声を聞きながら歩いていた。すると田んぼの中にピンク色の割烹着のような服を着た人が立っているのに気が付く「ああ、田植えか何か…
2019/02/14
自分が住んでたアパートの大家から聞いた話。俺が大学を卒業し、部屋を引き払って地元に帰る時に大家のオッサンと酒を飲んだ。昔、あのアパートを購入した際に一室、妙な部屋があったらしい。今もそこは無人の部屋(建前では荷物部屋)になっているが、それは購入した時から開かずの部屋で…
2019/02/14
全然怖くないが俺が小さい頃の不思議な話。小さい頃俺は実家の二階の部屋に母親と一緒に寝ていた。何時頃だったか定かではないが部屋のドアの向こうからぎしっ ぎしっ ぎしっ ぎしっ ぎしっ ぎしっ ぎしっ……と誰かが階段を登って来る音が聞こえてきて、俺は目を覚ました。俺の…
2019/02/13
この話は俺が中学の頃聞いた明治か大正時代の話。ある大きなお店に丁稚として働いていた延松という人がいた。延松は真面目に働いておかみさんや主人から可愛がられていた。ある日、盆も近いということで延松に休暇をやり帰省させることにした。延松も喜んでおかみさんや主人に礼を言い…