思い出
2019/03/27
小さい頃、親父は俺が嫌いだった。物心ついてから小学生の中学年くらいまでは、良い思い出なんて一つもない。俺に対して口を開けば嫌味や暴言ばかりで、「お前みたいなカスが俺の子供であるはずがない」が口癖。友達を作る権利なんてないと言われ、友達を作る事も遊ぶことも禁止。食事…
2019/03/27
小さい頃、親父は俺が嫌いだった。物心ついてから小学生の中学年くらいまでは、良い思い出なんて一つもない。俺に対して口を開けば嫌味や暴言ばかりで、「お前みたいなカスが俺の子供であるはずがない」が口癖。友達を作る権利なんてないと言われ、友達を作る事も遊ぶことも禁止。食事…
2019/03/26
子供のころ、よく川原で遊んだが、決まって雨がふり出した夕暮れどき、対岸の葦のあいだに男の子がぽつんと独り、黄色い傘をさしてこちらを見ていた。いつも決まって雨がふり出した夕暮れどきだ。だれもその子の名を知らず、そこでしか見たことがない。おれはそのまま地元で成人し、家族…
2019/03/26
小学生の頃の不思議な体験を書きます長い間胸につかえていた嫌な思い出を、思い切って吐き出したいと思います。子供というのは残酷なもので、少しでも世の基準と外れたものを虐めたりからかったりすることがあります。ふとった子、不潔そうな子、勉強が特にできる子、できない子、障害者、老人……
2019/03/25
キャンプパニック学校犬山道悲鳴布団幽霊妖怪小学生大学生目撃怪談夏休み
漏れが小学生の頃、キャンプが大好きで夏休みは毎年Y○CAなんかの長期キャンプに出かけていた。当時の漏れは幽霊とかそういう物は一切信じていなくて、真っ暗な夜の森なんかも一人でも物怖じもしませんでした。小学校5年生の夏の信州サマーキャンプで夜に肝試しをやった時の話。その肝試…
2019/03/25
俺がまだ小学生のころの話だ。俺んちは両親が共働きで、「鍵っこ」というか、夕方までは俺一人だった。その日もいつもと同じように、居間でコタツに入って寝てたんだよ。母の帰りを待ちながらね。玄関の鍵が開いた。ああ母親が帰ってきたんだな。そう思った俺は「お帰りなさあい」…
2019/03/25
小学生の頃、学校でコックリさんをやりました。当時は人面犬や口裂け女など怪しい噂のブーム再燃と言った感じで、TVは勿論、コロコロコミックなどの児童雑誌でも怪談話が山のように掲載されていました。そんなこんなで色々と知識をつけ、当然の流れのように皆でやってみよう…となりまし…
2019/03/24
N県S村に牛ヶ首という場所があります。私の祖母がその近郷出身です。小学生の頃に、その祖母から聞いた、牛ヶ首近辺であった昔々の話です。祖母の曽祖母の弟にあたる人が、金貸しをやっていました。(江戸時代らしいです)私にとっては、ご先祖さまなんですが、残念ながら名前はわか…
2019/03/24
私は毎日大学まで車で通っているのですが、ある日の帰り道、毎日通る国道でトラックと自転車、それも小学生の事故がありました。私が現場を通った時は比較的事故が起きてすぐだったらしくまだ交通整理し切れておらず警察はあわただしく動き回っていたり、普段は歩行者はまばらな道路わき…
2019/03/24
小学生の時、夏休みに学校で一泊する、って行事ありませんでしたか?何年か前、近所の小学校でそういう行事があり、ナレーションの仕事を地味にやっているワタシにお呼びがかかりました。「夜、小学校で肝試しをやるからその前に子供達にひとつ怪談を話してくれないか?」懐かしかったし…
2019/03/24
大阪南部の公団に住んでた頃の話です。ある日、仕事から家のそばまで帰ってくると、何だか人だかりがして騒がしく、あたり一面ものすごく嫌な匂いがたちこめていました。道路にはテレビ局のワゴン車が来ていたので、慌てて自分の家に帰って家族に確認すると私たちが住んでいる棟のすぐ近く…
2019/03/23
これは私が小学生の時体験した話です.私が小学生の頃、近所の廃屋にコラーおばさんなる幽霊がでると噂がありました。その幽霊とは、廃屋の中に乳母車が置いてあり、その乳母車に乗っている人形を取ると物凄い形相のおばさんが「こらー!!!!!!」と叫びながら追い掛けてくるらしいので…
2019/03/23
会社の先輩から聞いた話。彼がさる田舎の町へ出張に行った時、仕事が早く済んだので飲みに繰り出したそうだ。2軒ほどハシゴしてほろ酔い気分になった彼は、酔い覚ましにぶらぶらと散歩を始めた。小さな町なので、中心部を少し外れると建物もまばらになり、明かりといえば、ぽつぽつと灯っている…
2019/03/23
私は小学生のころよく明晰夢を見ていた。夢の中で夢だと気付く事ができたのだ。その日も夢の中でこれが夢だと自覚することができた。その夢は何処かの飲食店にいる夢で、隣で母親がビールを飲んでいた。私は面白半分で、その店で働いているおばさんに話し掛けた。「ねぇ、これは夢なんだよ。…