4年前の空間
2019/01/05
あれは俺が5年生の頃だった。俺の家族はその時アパートの3階に住んでいたんだ。あるとき上に住んでいた4階の住人が引っ越した。夜中とか結構ドタバタうるさい所だったんで、正直ラッキーぐらいに思っていた。次の日、弟が俺をその4階の部屋の前まで引っ張って行って、「いいもの見せ…
2019/01/05
あれは俺が5年生の頃だった。俺の家族はその時アパートの3階に住んでいたんだ。あるとき上に住んでいた4階の住人が引っ越した。夜中とか結構ドタバタうるさい所だったんで、正直ラッキーぐらいに思っていた。次の日、弟が俺をその4階の部屋の前まで引っ張って行って、「いいもの見せ…
2019/01/05
小学生の頃にAちゃんという同級生がいた。俺は同じクラスになったことないんだが、当時すごく珍しかったピンクのランドセルを学年で唯一背負ってて、(俺は今20代後半)学年に150人くらいいる中で、入学式から目立ってる子だったから、かなり早い段階で『○組のAちゃん』として有名…
2019/01/04
小6の時の嫌な思い出ですクラスでいじめっ子みたいな奴がクラスにいたんだけど(ここではMとします)そいつ凄い嫌がらせみたいのをされてた時期があった。はじめは物の紛失で、最初は消しゴムとか小さい物だったのにそのうち上履きとか体操服とかが時間経たずに無くなってそれはさすが…
2019/01/04
同じクラスの友達のAさん(仮)に起きた話です。Aさんは夜更かしする方で、朝起きても寝足りず授業中にどうしても眠くなってしまい気が付いたら授業が終わっていた、なんて事も度々あったそうなのですが英語の授業でALT(外国の先生)が来る時だけは何が何でも絶対寝てはならないと…
2019/01/03
私が小学生の時の話です。当時私の通っていた学校では、2年生と4年生の夏に、学校から歩いて二時間程度の県の宿泊施設に皆で泊まる、宿泊学習というものがありました。4年生だった私は、2年生だったころの宿泊学習の楽しい思い出をクラスメイトと話しながら楽しい時間をすごしていまし…
2019/01/03
もう30年近く前の話なんだけどそのとき俺は小学2年で倉庫の中をあさってたら結構きれいなカゴが出てきた。早速その日からそのカゴに学校の道具を入れて学校へ行くようになった。でも家に帰ってきてあけてみるといつもは5本しか入っていないはずの鉛筆が6本になってた。誰かに入…
2019/01/03
どっかで聞いた話。ある男が黒い手に命を狙われていた。空中に手だけが浮かんでいて、焦げたように真っ黒な手。初めてその手に襲われたのは小学校の頃で、それから何度も黒い手は現れた。いつも自分はなんとか回避することができるが、その度に近くにいた人が殺された。男はひどい自己嫌悪に…
2019/01/03
私ね、怖い話をするのが好きなんですよ。何人かで集まると、決まって「実はね…こんなことがあったんだ」みたいな感じで怪談を始めるんです。で、自称霊感ありってことにしてる。聞いてる連中もそんなこと本気で信じちゃいないんだろうけど、何となくその方が盛り…
2019/01/03
「牛の首」という恐ろしい怪談がある。この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけで、話の内容は「今日、牛の首という怪談を聞いたが、あまりにも恐ろしい話なの…
2019/01/03
オカルトお寺かくれんぼキャンプコンビニベランダ学校恐怖警察死体事故電話入院悲鳴不思議包丁予感惨殺アパートタクシー坊さん夏休み
礫ヶ沢のつぶておにの話をしようと思う。うちからそう離れてない山の中の小さな川なんだけど、そう言う名前のところがあるんだ。その名前の由来というのが昔話からなんだけど、その昔話に出てくる鬼の礫というのが変わった石で、大きさはまちまちなんだけど鬼が握った後のような模様がつ…
2019/01/02
今から14年前の小3の時の話です。国語の授業で自分の父親について作文を書くという課題があって、順番に教壇の前で読み上げることになりました。男子のH君の番になって、彼は「僕の父は空自のパイロットで、僕も将来は父の様なパイロットになりたいです」という内容の作文を発表しました…
2019/01/02
私の体験談です田舎の大学に進学し、初めての一人暮らしや山や川、海にテンションは上がりっぱなしでした。新しい生活にもなれ、友達もできてきた夏、川原でバーベキューをすることになりました。男女いりまじり、いい雰囲気で酒も進み、気付けばあたりは暗くなっていました。私はふと一…
2019/01/02
変質者と言っても、年中寝巻きみたいな格好で、登校中の小学生の後ろをブツブツ言いながら、5メートルくらい離れてフラフラついていくという程度で、気味は悪いが実害はなかった。(少なくとも私に対しては)赤ら顔で禿げていて、いつも前屈みだったから、猿ジイというあだ名で呼ばれていた…