道連れ
2019/01/28
終電間近の地下鉄の駅でのこと。大学生のAさんは飲み会の帰りで、ほろ酔い加減で電車を待っていた。あたりには人影はまばらだ。と、そのときに目の前にいたサラリーマン風の50代くらいの男性がいきなりホームに落ちた。あがってこようとしているようなのだが、彼もまた酔っているのかなかな…
2019/01/28
終電間近の地下鉄の駅でのこと。大学生のAさんは飲み会の帰りで、ほろ酔い加減で電車を待っていた。あたりには人影はまばらだ。と、そのときに目の前にいたサラリーマン風の50代くらいの男性がいきなりホームに落ちた。あがってこようとしているようなのだが、彼もまた酔っているのかなかな…
2019/01/27
小学生の頃、田舎に住んでいた時の話。その村には鎌爺という、有名な爺さんがいた。その爺さんは身内の人が面倒を見ているらしいが痴呆症らしく、いつも同じ道端に座っていてボーとしている人だった。そしていつも手には何故か草刈り用の鎌を持っていた。そのせいでみんなから鎌爺と呼ばれて…
2019/01/24
これは僕が子供の頃の話です。当時、僕の家の裏には手入れのされていない土地があって、これが結構広いんですが、奥は小さな雑木林のような所につながっていて、さらに丁度その境目あたりにトタン壁の小さな小屋があり、夜になるとそこは暗く不気味で、子供の僕にも危ないところなんだと…
2019/01/24
コンビニベランダマンション違和感恐怖足音電話不思議聞いた話不気味危険不自然人影大学生
聞いた話である。現在広告代理店に勤める彼が(仮に田中氏としておこう)大学生だった頃。当時、彼は大学から少し離れた都心部の1ルームマンションで1人暮しをしていた。大半の一人暮らしの人間がそうであるように、彼もまた近所のコンビニには毎日のように買い物に行っていた。大学…
2019/01/23
学生の頃ファミレスでバイトしてまして。夜の1時が過ぎ閉店作業も終わった頃、同僚の女の子二人からお誘いが。”A君(俺)、この後暇?よかったら飲みに行こうよ””ええけど、どこで飲むよ?この辺飲み屋ないで。””そやねぇ・・・どっかで買ってA君の家で!”こっこれは・・もしかし…
2019/01/23
本当に洒落にならないから書くのもためらわれるんだが書いてみる。これは本当にあった話。登場人物はとある学校の友人ABCDの4人。BCDは3人して霊感があるので有名だった。Aはあまり霊感がない。そんなAから聞いた話。その中でも特にBは霊感が強くて、学校1との噂もあった。…
2019/01/22
20代のとき、バイクでの宿無しの旅にすごいハマってて、大学の長期休暇のたびに国内のいろんな所で野宿したり優しい人の家に泊まったりして楽しい旅をしていた。そういう旅をしていると、「知らない人に泊めて貰う」事にすごく鈍感になって、「カベのある所で寝られりゃドコでもいーや」…
2019/01/17
ある日、大学に通っていた彼女が言った。「あや子(彼女の友達。名前は仮)ねぇ、いまダイエットしてんだって」彼女の友達(あや子)は、エクササイズでダイエットにはまっているらしい。「で、うまくいってるの?」「うん、それがね・・・」体重も体型もいまだに変化ないという。その…
2019/01/14
寂れた飲み屋で一枚の写真を手に上司が話してくれた。「お前も知ってるだろうけど、俺は山に行くんだ。写真を撮りにね。大学の頃から山はしょっちゅう登ってたから、技術には自信を持ってたんだけど、今から15年くらい前かな。あまりにいい景色だったんで夢中でシャッターを切ってたら、足を…
2019/01/13
コンビニトイレパニックホテル会社恐怖故障足音体験電話幽霊霊感危険テープ
その事務所は、渋谷の道玄坂にある鰻の寝床のように細長い9階建てのビルの6階あった。坂の途中にある事務所6階の窓からは、円山町のホテル街、向かいにはキャバクラ、背後は有名なヌード劇場とそれは素晴らしい眺めであったと、今でも覚えている。以前からこのビルにおいては様々な怪異現象が…
2019/01/13
犬鳴き峠をごぞんじですか?作り話しようと思ってたらずっと忘れてた事を思い出しました。正直あんまり恐くないです。というか実際の出来事はそんなもので・・。当時学生だった私はAという友達とよく放課後に残っては下らないダベリを繰り返してました。部活なんか入ってなかったので。…
2019/01/11
私は全くの霊感ゼロ、その手のものは何も見えないし感じません。それでも取り敢えずはヤバ気なモノや場所には触らない、近づかない、と、最低限の自衛はしているつもりです。何らかの理由があるからタブーになるのでしょうし。家族では母が同じく見えない人で、更にこの人、性格が超アバ…
2019/01/09
車つながりで。子供が生まれて、軽は危険だと言うことで普通乗用車に買い換えた。車のナンバーを選ぶとき、『車はいつか故障してお別れする物』だから、身内と関係ある番号は止めておいた。一月後、父の持病が悪化してこの世を去った。泣きながら病院の駐車場にある車を取りに行くと、…