ネット上に存在する不思議で怖い話を
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荒木勝子

2023/04/11

話全然それて申し訳ないけど、適切なスレが思いつかなかったから、よくお世話になってるここに投下させてもらいます。

自分は定期的に洒落怖話とか読んで楽しんでるんだけど、それでよく心霊スポットに肝試しで行ったり、大人が絶対に近づくなって言ってるところにみんなで言って、呪われたり精神崩壊したりって話あるじゃん?
そういう話を読むたびに、「馬鹿め…そんなところに行くからそんなことになる。危ないものに自分から近づくなんて何考えてんだ」って思ってた。
でも本当にふと、実家のことを思い出してる時に、「あ!自分もそういや子供のころそんなんしたわ!」って思い出したので吐き出したくて書き込む。

先に言っとくけど何も起こらないし微塵も怖くない。霊的なものは一切ないしつまらない自分語りです。
ただ100%実話なんで、「ふ~ん。そんなおあつらえ向きな場所があるんすね」くらいの感覚で読んでくれ。

実家のもう本当にすぐ近くに(20mくらい)山とまではいかない、少し小高くなった森?みたいなところがある。
そこの小山の入り口が、鳥居が並んだ石段になってるんだけど、その麓にお地蔵さんが3体置いてある。
(余談だけどそのお地蔵さんの頭がしょっちゅう落っこちたり乗っかってたりするのが怖かった。
誰か人がやったのは間違いないと思うが、お地蔵さんの頭を落とすなんて罰当たりなことよくするわって思ってた。)

それは置いといて、子供心にその山の全体的な雰囲気が怖くて近寄らなかったんだけど、小学校高学年ぐらいのころかな。
私の家で何人かで遊んでるとき、あの山探検しようってなったんだ。多分私入れて女子3人とかじゃなかったかな。
少し怖かったけど昼間だったし半分肝試し感覚で行った。
で、石段登って鳥居くぐって、最初にたどり着いたのが小さな祠。なんだこれって周りぐるぐる回って、扉みたいなのがあったけど怖いから開けなかったと思う。
で、神社でするみたいに手を合わせて、「ちょっと今からこの辺散歩しますけどすみません。呪わないでください」みたいなお願いをして、更に散策。
ずっとただの山道って感じだったんだけど森が少し空けたところに出ると、でっかい墓が立ってた。
今思うと何かの記念碑とかだったのかもしれないけど、子供だったからあの形状のものは全部墓って認識だった。(でも人名書いてあった気もするんだよね)
大理石みたいなので出来た大きくて立派なものだったんだけど、それが何なのかは結局謎。
ただ、そこにはそれこそ誰も来ないような山道登ってたどり着かなきゃいけないところで、こんな立派なもんたてて誰か見に来るのか、とは思ってた。
そこにもとりあえずお参りして、もう帰ろうってなった。

そんで行きとは違うルート帰ろうって言って歩き始めたんだけど、歩いてるとき一人の子が「え、なにこれ!」とか声あげた。
何だ何だと駆け寄ってみると、細長い板が立ってた。そこに、
「荒木 勝子 ペルシア ここに眠る」って書かれてた。

その時のメンバーすらよく覚えてない私ですが、この言葉だけはめちゃくちゃ強烈に覚えてる。
「え…?どうゆうこと?ここに眠るって、ここ?」
「え、この下に埋まってるの?」
って話してるうちにめちゃくちゃ怖くなってみんなそろって走って逃げた。

で、入り口の鳥居のところまで来たんだけど、その鳥居一つ一つに小さな石ころがたくさん乗ってたのに気づいた。
それからどうしてそうなったのか覚えてないんだけど、この山を出る前に鳥居に小石を乗せていかないと祟られるって話になった。
(誰かが言い出したか、鳥居にそう落書きされてたかのどっちかだと思う。)
半泣き状態で石を鳥居に向かって投げ、ほかの石ころを落としてしまいつつもどうにか自分の分は乗せ、走って家まで帰った。

いや、実はただこれだけの話なんだけどね。
あとから母親にそのこと話したら、「まぁ隠れキリシタンとかの墓かね?どっちにしろ山は危ないからもう行くんじゃないよ」くらいの反応でした。
だからいわくつきの場所ってわけじゃないと思うんだけど、そういう意味ありげなところが自分の身近にもあったなそういえばってだけです。

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荒木勝子という名の猫じゃないかな

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そうだろうね
うちの田舎で猫に実際にいる人の名前をつけて生きたまま埋める風習があるので、それかと思った

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鳥居とか狛犬に石をのせるのは願掛けとかでやるらしい
あと俺も猫だと思う

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