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カメラマンと助手

2021/01/31

カメラマンがある雪山に助手と撮影に行った。雑誌の仕事だった。
撮影何日か目に助手が怪我をした。

まだ予定枚数を撮れてないので、雪山を降りる事は出来ず撮影続行。
助手の怪我は悪化し、数日後助手は死亡した。

それでも仕事を終えてなかったので山を降りる事が出来ず
泊まっていた山小屋の外に助手を埋め、一人で撮影を続けた。

朝、カメラマンが目を覚ますと何故か助手の死体が横にある。
「埋めたはずなのにな…」
とまた助手の死体を埋めて撮影へ。

これが何日も続くので、さすがにおかしいと思い、最終日
自分の寝姿が写る位置で連続写真が撮れるカメラを設置して寝た。

次の朝、やはり助手の死体は自分の横にあった。

下山して会社に戻ったカメラマンは、山小屋に設置した
連続写真のカメラのフィルムを自分で現像した。

そこに写っていたのは、起き上がり、寝袋から出て、山小屋から出て
助手の死体を担ぎ、自分の横に置く、カメラマンの姿だった。

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