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オーロラ紙の人たち

2019/09/20

幽霊なのか何なのか自分では判別がつかないんだけど、小学校1~3年生の間に3度オーロラ紙で出来た人に遭遇した。
オーロラ紙っていうのが正式名称かは分からないけど、折り紙みたいに不透明なタイプじゃなくて、結婚式とかのお膳にカップとかで使われてる、透明のオパールみたいなキラキラの紙?ビニール?の方。
一度目は家の中の曲がり角で。
色はピンクがかっていて、ショートボブに幼稚園生のスモックみたいなのを着ている女の子だった。
身体が当たると、カシャカシャカシャッとスーパーの袋をくしゃくしゃにした時のような音がした。
硬くてパリっとしてて、さわり心地もオーロラ紙だった。
二度目は遠足で行った公園のロープウェイの階段で。
紅白帽を被った男の子っぽかった。
三度目はじいちゃんちの納屋で。
こいつは子供じゃないっぽかった。
大きくて体育座りみたいにしてて、男女も分からなかった。
オーロラ紙の人たちはただそこに居るだけなのでこっちには何もしてこないんだけど、
何故か大人になるまであのカシャカシャ音が怖かった。
覚えている限りではぶつかったりした程度だったはずなんだけど、なんでか唇に当たった感触だけ妙に生々しく覚えてて、怖い映画とか話とかそういうものを見ると、唇と鼻の下辺りまであの固いカシャカシャの感触が蘇る。
なんなんだろう。
本体に怖い思い出はないんだけど、感触とか音だけ怖いものと結びついてる。

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