たった一人、全部の写真ピンボケで写った人がいた
2019/09/11
1999年7月なかば、長野県田沢温泉一円での話。
仕事先主催の全国ゼミナールがその地で開催されることになり、撮影担当要員でそこに行った。
総勢で7~80人ほどの参加者メンバーを写真に撮った。
そのなかでたった一人、全部の写真ピンボケで写った人がいた。
その人は2ヵ月後の新年号対談でも撮ったが、やはりピンが外れていた。
その月のはじめに創立者の墓前で撮ったAF(※オートフォーカス)写真はちゃんと撮れてたのに。
10月の中ごろ、その人は動脈瘤破裂で急逝した。
以後、そのカメラで撮った意味不明のピンボケ人物写真はない。
それと、翌年の盆の13日、迎え火をたいてた夜、月がとってもきれい(満月っぽかった)だったので、広角で月を撮ったら、中空を空へと上がっていく発光体が3コマ写っていた。
もちろん肉眼ではそんなのは見ていない。
でも、フィルムにはばっちり写っている。