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ゆうれいが曲げた線路

2019/09/09

小学生の頃図書館から借りて読んだ『三重県の民話』(偕成社)に載っていた、
『ゆうれいが曲げた線路』と言う話。
近鉄養老線(現:養老鉄道)の下野代~多度間で、
神社の裏で線路がそこだけ曲がっている。
開業当初ここは直線だったが、
夜間この神社の裏を列車が走行すると、
一向一揆で殺された首の無い農民の幽霊が
何体もさまよっているのを見かけるので、
供養のためにそこだけ線路を迂回させたというお話。
小さな頃この話がガクブルで、
鉄ヲタにも関わらず
小学生時分には養老線にだけは乗るまいと誓っていた。
しかしだいぶ経ってから、
名鉄揖斐線乗り納めの際に養老線に一度乗ってみようと思い、
揖斐から大垣を経て桑名に出てみた。
多度を過ぎて下野代の手前で左手に神社が見えたが、
線路はちっとも曲がっていない。
かなり前に知恵袋でも質問した事があるのだが、
結局はっきりした真相はわからずじまい。
こんなマイナーな心霊スポットを知ってる人っている?

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