競り落とした日本人形
2019/07/03
親父、お袋が骨董業者の会に行ったときの話。
業者達が持ち合った骨董品を競りに出す会なのですが、
ある業者が日本人形を出したそうです。
親父は乗り気では無かったんですが、
お袋がどうしても欲しがり競り落としたそうです。
競り落とした商品を車に積んで帰宅する途中、
お袋が突然首の痛みを訴えたそうです。
時間が経つにつれ痛みが激しくなってくるようで、
親父は心配になって近くの病院に駆け込みました。
診察の結果は異常無し、痛みの原因はわかりません。
安静にするように言われ帰宅。
親父は骨董品を車から降ろし、
掃除しようと箱から出すと・・・
人形の首が取れていたそうです。
付け直してあげると、
お袋の首の痛みも次第に治まってきたそうです。
もちろん、人形は即売りました。