不思議な雨乞い
2019/06/25
うちのじいちゃんが不思議な雨乞いをする人だった。
稲の苗が育つ時期に何日も雨が降らなかったりすると、
子供を川原へと連れていき、
川を見ながら抱きかかえて上下させる。
そうすると不思議に雨が降っていた。
小さい頃の私は
「あたりのいい子」だと言われて、
よくその雨乞いに使われていた。
なんか、よく覚えてないんだけど、
その後小学校にあがる頃、
近所の拝み屋さんに連れていかれてお、
神酒を渡され
「これを月に一度川に流して水神様にお詫びしなさい」
と言われた。
それは結婚して郷里を離れるまで続けていた。
周囲の人に言われるがまま訳もわからずやってたけど、
今思えば、じいちゃん結構あれやばい方法だったんじゃあないの、
と思っているw